「うちの子、風邪をひきやすいな」「よく熱を出す」「風邪の治りに時間がかかる」…そんな風に、子どもの「なんだか調子が悪い状態」はあるあるですね。
もし、子どもが体調を崩しやすかったり、熱を出しやすくするなら集中力が続かなかったりしても、実は、その不調の裏には、「栄養のアンバランス」、専門用語でいう「新型栄養失調」が隠れていることが多いのです。
いやいや、ほぼ隠れているといってもいいくらい。
これは、見た目がスリムでも、むしろふっくらしていても、お子様の成長と発達に不可欠な「必須栄養素」が慢性的に足りていない状態。
炭水化物(甘いお菓子など)や加工食品中心の食生活や、発達特性のあるお子様に多い「偏食」によって、現代の子どもたちに静かに広がっている。
気づき:風邪のサインは「伸びしろ」のサイン!
「うちの子、また風邪をひいた…」「一度ひくと長引くのよね…」
これは、体質ではなく「お子様の体が栄養の補給サインを出している」と捉えてみましょう!
実は、風邪をひきやすい、治りにくいというのは、体の防御システム(免疫細胞)の働きが低下しているサインです。
いわゆる免疫力が低いとか言われるもの。
この免疫細胞が元気に働くためには、タンパク質、亜鉛、ビタミンCといった栄養素が不可欠。
これらの材料が慢性的に不足していると、免疫システムが弱ってしまい、防御力が手薄になってしまうのです。
ということは、ウィルスが入りやすくなっているということ。
他の人には大丈夫な程度でも、すぐにキャッチしてしまう。
つまり、風邪をひきやすい状態は、「今こそ、体の材料を整えるチャンスだよ!」という、メッセージなのです。
さらに、この栄養のアンバランスは、お子様の発達凸凹にも深く関係しています。
例えば、
集中力が続かない、情緒不安定:
鉄は、やる気や集中力を司る神経伝達物質(ドーパミンなど)を作るのに必須の栄養素。これが足りないと、気持ちの安定が難しくなります。
眠れない、落ち着きがない:
脳の興奮を落ち着かせるセロトニンや、良質な睡眠に必要なメラトニンは、**トリプトファン(必須アミノ酸)**というタンパク質の材料から作られます。材料が少ないと、眠りや行動にも影響が出やすくなります。
偏食が治らない:
亜鉛が不足すると、味覚を感じる細胞の働きが悪くなり、さらに偏食が悪化するという悪循環に陥りやすくなります。
「栄養」を整えることは、「心と体の土台」をしっかり築くことに直結し、子どもの持つ可能性を大きく広げる「最高の投資」になるのです。
じゃあどうする?
となると、栄養改善。
栄養改善と聞くと、「大変そう」「全部手作りにしなきゃ…」と身構えてしまうかもしれません。
まずは、「小さな一歩」を踏み出そう!
小さな成功体験を積み重ねることで、子どもはもちろん、私たち親の心にも「やればできる!」という自信が育まれます。
【ステップ1】
タンパク質をプラスする
まず、お子様の体と脳の土台となるタンパク質を意識して増やしてみましょう。抗体や神経伝達物質の「材料」です。
今日からできる、ハードルの低い提案としては
朝ごはんに「卵・納豆・豆腐」のどれか1つを必ず入れる習慣を。調理の手間が少なく、すぐに取り入れられます。
朝のタンパク質は、日中の集中力アップや、夜の睡眠の質につながります。
「難しいならプロテイン」を少量導入。ココアや牛乳に混ぜるだけなら、子どもが自分でできます。
偏食で食事からの摂取が難しい場合に、手軽に体に必要な材料を補うことができます。
「キー栄養素」を少し足し算する習慣
タンパク質を意識できたら、鉄、亜鉛、ビタミンDという、免疫や脳の機能に重要な「キー栄養素」を補強していきましょう。
鉄分強化には「お肉とビタミンC」をセット。
赤身肉やあさりに含まれる鉄は、ビタミンCと一緒に摂ると吸収率が格段にアップします。
食後のデザートにみかんやいちごなどの果物を添えるだけでOK!
鉄分が満たされると、集中力や気分が安定しやすくなります。
「鮭や卵」を意識的に食卓へ。
特にビタミンDは、免疫の「スイッチ」を入れる役割があります。
これらは、日光浴と合わせることで、体の防御力を高めます。
免疫力がUPし、風邪をひきにくく、また長引かせない体づくりにつながります。
無理なく進める偏食サポート(慣れが成功の秘訣)
偏食があるお子様にとって、新しい食材への挑戦は大きなストレス。
強制はせず、「慣れ」を重視した療育的なアプローチで、楽しい体験に変換しよう!
さいごに、私たちはもう十分頑張っています
分子栄養学の専門家としてお伝えしたいのは、子どもの不調、栄養のアンバランスは、現代社会で誰もが陥りやすい「見えにくい社会問題」なのです。
今回ご紹介したタンパク質・鉄・亜鉛・ビタミンDの補強と、無理のない偏食改善プロセスは、子どもの「もっと自分らしく生き生きと過ごしたい!」という成長のエネルギーを、そっと後押ししてくれます。
完璧を目指さなくて大丈夫。「今日は卵を一つ足せたな」「風邪の治りがちょっと早くなったかも」、そんな小さな変化を見つけられたらワクワクしていけます。
子どもの可能性は無限大。
栄養という土台を整えて、笑顔で過ごせる、明るい未来を一緒に開いていきましょう。

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