グアテマラシティの観光列車 | 世界漫遊

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空港ではテーブルを並べて、そこに寝袋で寝てたが、赤ん坊が泣いたり、大音量の音楽が鳴ったりと、よく眠れず。結局5時起床。

腹ごしらえでもしようかと、カフェを覗くが、

 

高い!

 

サンドウィッチが1000円くらいする。

空港でとりあえず明日までの繋ぎとして40ドル替えたが、空港のレートは市中と比べ1ドルあたり1ケッツァル以上も違うぼったくりレート、昨今の円安を考えるとグアテマラとはいえ、空港ではこんな価格になる。

まあ、僕の手持ちのドルは100円以下の時代に買ったもんなんでかなりお得なんだが。

 

ともかくも7時ごろ出発。到着ロビー前は朝もやはり混雑

空港ターミナル前の道路だが、ジョギングをしている人などもいて、ひとまず治安は大丈夫そう。空港を望む。

15分ほど歩いて坂を下りきったところにサンドウィッチの屋台が出ていたのでひとまず朝食

目の前には水道橋が。

ここからが市街地だ。

そこで右折しさらに下っていくと、いよいよ新市街。旧市街へ行くメトロバスに乗ろうとし、駅へ向かったが、歩道橋を渡らなければならず、結構骨が折れるので、市バスに乗った。ところがこれが食わせ物で、全然違う方向へ向かったので最初の停留所で降りた。

結局テクテクもどる羽目に

その内、特大のクリスマスツリーが目に入る。

 

このオベリスクがランドマーク。ここで少し北へ折れるとメトロバスがあったはず。

 

このすぐ近くの交差点のコンピューターショップみたいなところにウエスタンユニオンの看板があったので尋ねると、両替ができるという。レートも優秀なので、ここで150ドルを替えた。

 

で、メトロバスに乗る。日本と同じようにプリペイドカードを買って乗る仕組みなのだが、販売機が壊れていたのでそのまま通してくれた。

 

すいすい進み、セントロ。ソナ1へ。

 

いくつか路線があるのだが、これはソナ1の市場近くが終点。旧市街の南端だ。

 

周囲はこんな感じ。

 

ここが旧市街の目抜き通り。国家文化宮殿に続く。

 

携帯ショップを見つけたのでここでSIMカードを買う。10ケッツアルで購入するのだが、アクティベイトはここでできず、市中の商店でしてもらえと言われる。

なぜここでできないんだ?

夕方は旧鉄道駅。鉄道博物館へ。

表通りに面した入り口は閉まっており、博物館は木曜から土曜開館、日曜には列車が走るが予約が必要なので来週のに乗れと言われる。そこまでいないよ。

と思いながら、裏通りに回ってみると、乗用車がどんどん入っていく入り口があった。行ってみると、中に入れ、列車にも乗れるらしい。

進んでいくと、旧駅舎の入り口でテーブルを用意しているスタッフがいた。聞けば、今日の6時と7時に約1時間の観光列車ツアーがあるという。グアテの鉄道は内戦中に破壊状態になったが、近年復興されて試験的にコミュータートレインが走っているとかいないとか。ともかくも週末の夜に列車ツアーがあるのだ。お値段は100ケッツアル、約2000円とちと高いが、せっかくなので乗ることにした、チケットを買うと、鉄道博物館の入場料15ケッツアルが無料になる。というか、ツアーの集合場所が博物館なのだ。

まあ、博物館と言っても旧駅舎に古い車両を並べているだけなのだが。

一番奥にはクリスマス仕様にされたSLがあり、来客は記念撮影に興じていた。

昔の食堂車

 

出発まで2時間弱あったので、旧市街巡りをして駅に戻る。裏に回らなくても、表通りに面したレストランからは入れた。

 

出発前には、様々な出店が並ぶ。

 

日が暮れた頃に人々が集まる。客車は3両。当日券の人はこれに付け加えられた無蓋車に乗ることになる。トロッコみたいでかえってよかった。

僕は先に乗っていたが、サンタに扮したスタッフに連れられて乗客が乗り込んでくる。

列車は最初、機関車が客車を押すかたちで駅を出、ポイントを切り替えてからは、機関車が客車を北東方向に引っ張っていく。すぐに線路は路上を走り、観光客にはあまり推奨できない危険な地区を20分ほど走る。途中いかにもバラックという家屋を目にする。

 

この列車に乗っているのは比較的経済力のある層だ。列車はゆっくり進むが、もし事故でもあれば大変なことになるのではないかなどと考えてしまったが、沿道に人々はこちらにスマホを向けながらフレンドリーに手を振っていた。

 

最後は、大通りをまたぐ陸橋まで出、しばし停まった後、駅に戻ってツアーを終了した。

 

駅から宿へ戻る途中、なんやら騒がしいアナウンスが聞こえてきたので、のぞいてみると、プロレスをやっていた。