機関車トーマス | 世界漫遊

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静岡に来ました。

旧東海道の石畳

あいにくの雨で歩きにくい。

丸い石で滑る滑る。

坂を登るとそこにはお城跡が。


もう30年ほど前に来たが、雨の中再訪。

あの頃はこの山城を越えたさらに向こうにユースホステルがあって暗い中、とことこ歩いて行ったもんだ。周囲になにもないところで、ゆうしょくなんかどうしたんだろう。

翌朝、金谷駅に戻る途中に出会したのがこの城跡だった。

その後、この門が復元されたというんで、わざわざやってきた。

時間調整を間違えて、駅まで慌てて戻り、タクシーに乗る。

本日はSLに乗りに来ました。

新金谷駅


SLといえば大井川鐵道。

今は機関車トーマスを運行。

映画のセットのような駅。

今はSLはJRとの連絡駅である金谷まで行かず、ここがターミナル。要するにみんなバスでやってくるのだ。

昨年の大雨に伴う土砂崩れのため、現在は本線の真ん中手前の家山までしか鉄道は通じていない。

だからトーマス号も新金谷・家山間のノンストップ単純往復。完全な観光列車だ。

車両の保存に熱心な鉄道会社だが、やはりなかなか財政的には苦しいのだろう。譲渡されてほったらかしの客車が。


車内はトーマス一色。

ほとんどが子供連れ。

旧国鉄車両とトーマスのミスマッチ


出発10分前に着いたが、なんとか弁当と黒ラベルを確保


静岡といえば東海軒の幕内

大井川鐵道バージョンで売ってました。

家山まで30分ほど。家山では列車の外には出れない。


新金谷に戻っのは11時40分ごろ。

駅前のこの建物がSLのチケット窓口、土産物屋、ミュージアムになっている。

見たところ、かつてはスーパーだったのだろう。駅前スーパーがこうなっているところに、この鉄道沿線の現実が垣間見れる。

僕が初めてこの路線に乗った30年前は、SLが金谷駅まで来ていて、金谷駅に駅弁を売る売店もあった。本線の終点、千頭との間にはSL急行だけでなく、有料の電車急行も走っており、これには旧近鉄特急や南海四国号が当てられていた。

しかし、今ではこの路線はすっかり観光路線になっており、電車急行はなくなり、普通列車も激減してしまった。

まさに、乗って残そう大井川鐵道、という状態になっている。


新金谷からは一両編成の電車で金谷へ。

以前おでんSLに乗ったときはツアー料金に1日乗車券が含まれていたが、トーマス号には含まれいない。まあ、150円なのだが。


昼からは藤枝の田中城跡へ。

徳川家康が晩年、鷹狩りのためによく立ち寄った城らしい。

西焼津駅から歩いて20分。1時間に1本バスもある。城跡の手前のお寺には城門があるが、城の門にしたらちと小さいような。

本丸あたりはすっかり開発されているが、城域の端には、移築建物を集めた一角がある。


掛川までもどり、天竜浜名湖鉄道へ。国鉄時代にに乗って以来通しで乗った記憶がないので、久々に完乗。ちなみに最初に乗ったときは夜だったので真っ暗でした。


終点新所原と言えばこれ。


駅にある鰻屋、やまよしのうなぎ弁当。

名鉄特急でいただきました。