丸岡城 | 世界漫遊

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今日は丸岡城へ。
昭和最後の年、64年正月明けに行って以来なんで31年ぶり。あの時は福井からブルートレインで北海道まで行き、東京に戻ったら年号が変わった。
 今回はせっかくなので移築城門も巡る。

 というわけで、早起き。このあたりのバスは朝夕しかない。
 福井発7時31分の列車で丸岡の手前の春江へ。

昭和感満載の駅舎。
ここから坂井市のコミュニティバスに乗る。始発の次なのに10分近く遅れてきた。情客はほとんど学生。この後は夕方までないので、彼らは寝坊などできない。
 このバスは丸岡城まで行くが、20分ほどで下車。10分ほど東へ行ったところにある集落の民家に丸岡城の不明門があった。少し通りから奥まった家の玄関になっていて、集落を一周してようやく見つけた。

昭和の大地震前は上に櫓が乗っかっていたらしい。
 コミュニティバスからここまでダッシュで行き、バス道まで戻れば、永平寺方面からの別のバスに間に合うかもしれないが、なかなか難しいだろう。会社線のバスも8時台を逃すと、10時台までない。仕方なく丸岡城まで約1時間テクテク歩いた。

ようやく到着した丸岡の町。かつてはここまで鉄道も通っていたららしいが、いまは目抜き通りでさえこんな感じ。平成の大合併で坂井市となったが、その効果は全くない。

 映画のセットのようなレトロな散髪屋。まだ現役ねようだ。

城に到着。

日本最古級の天守。今では研究が進み、やはり犬山城が一番古いようだが、無骨な外観はやはり魅力だ。

なんと言っても、この石瓦。ここだけらしい。
 ブランチは麓の物産館で、越前そばとソースカツ丼のセット。「福井県民セット」というらしい。
 この頃にはもう雨が降り出し、昼には本降りになった。城の裏口、霞町のバス停12時18分の芦原温泉行きバスに乗る。
 10分ほど北へ向かって走り、中川と言う停留所でバスを降りる。もう隣町のあわら市だ。すっかり雨脚も強くなっていた。

 バス停からさらに20分ほど歩いた前谷と言うところにあるのがもう一つの移築城門。お寺の門になっていた。
 問題はここからで、2時間バスがない。仕方がなく雨の中、芦原温泉駅まで1時間歩いた。途中タクシーに無視されたのがむかついた。