こんばんは!1年の小嶋穂波です。

今日はゼミがあったので、その様子をお届けします!




☆読書ディスカッション


「岡村昭彦はどうベトナム戦争を伝えようとしていたのか?」というテーマのもと、岡村昭彦の著作『続南ヴェトナム戦争従軍記』の読書ディスカッションをしました。

本を読んだ1年生が主に話し合いましたが、先輩方にも意見をもらいながら進めましたひらめき電球



まずテーマについて、各自が本を読んだ中で感じたことや気づいたこと(著者の想い・一番伝えたいこと・伝え方など)を発表していきましたが…

話合っている内に、この本で著者が伝えようとしているものに対して、設定したテーマが不適当なのでは?という展開に(゜o゜)



この本から伝わってくるのは、著者のベトナム戦争自体への想いや彼の戦争論よりも、戦争を取材・報道するに当たっての彼自身のジャーナリズムについてだと気づいたのです。

私達の設定したテーマではベトナム戦争自体により焦点を当てていたためうまくいかなかったようです。



というわけで、“岡村昭彦のジャーナリズム”についての話し合いになっていきました。

当初予定していたものと違う展開になって1年生メンバーには驚きもありましたが、今日の読書ディスカッションは岡村昭彦に対しての思索が深まるきっかけになったように思いますニコニコ




GPVM2010

読書ディスカッションに使った模造紙






その後、現地での行動計画の確認と、ベトナム人留学生のタンさんによるベトナム語講座をして頂きました。


そんなこんなであっという間に4時間半が過ぎ、今日のゼミは解散しました。みなさんお疲れさまでした!




次回のゼミでは、各自が現地で行う活動についてのリサーチプロポーザルの発表をします。

明後日なので時間がありませんが頑張っていきましょう♪





以上、私もあだながほしい(・ε・)小嶋穂波でした!


こんばんは!はじめまして!


GPVM2010メンバー一年、中山裕加里です。




今回は、GPVMメンバーの紹介をしたいと思います!


このチームは一年生を主体として活動しています。


上級生には私たちをサポートしていただいています。




ではでは、さっそくメンバー紹介に入ります(^0^)/


今回は現地での役割と、それぞれが行うインタビュー場所(インタビューする方)を書きます!


順不同です。




●佐野晏奈 (ニックネーム/あんちゃん.あんなさん)


<役割>引率としてついてきてくださるベトナム人留学生タンさんの補佐

<インタビュー地>ホイアンの中国様式戦争慰霊碑

クールで、料理上手なしっかり者の女の子!!



●野村満里奈 (ニックネーム/たいちょー)


<役割>遊軍

<インタビュー地>ホイアンの中国様式戦争慰霊碑

責任感の強い、笑いのツボが浅い!?女の子☆



●熊田仁美 (ニックネーム/くまちゃん、くまさん、くま氏)


<役割>危機管理

<インタビュー地>ホーチミンの戦争証跡博物館


包容力のある、ゼミの姉御!?


●山下佳那子 (ニックネーム/かなこ、かなちゃん)


<役割>会計

<インタビュー地>メコンデルタのフイン・タン・ファット廟


たまにおっちょこちょい!?な女の子☆


●大勝南 (ニックネーム/みなみ、朝倉)


<役割>救護
<インタビュー地>ホーチミンの統一会堂

行動力がものすごい・・・ゼミの英雄!!

●神谷友希 (ニックネーム/ゆき、ゆきちゃす)


<役割>司会・お土産・挨拶

<インタビュー>ホーチミンの山元さん


お洒落なTHE 女子大生!!


●小嶋穂波 (ニックネーム/ほなみ)


<役割>カメラ(記録係)

<インタビュー>メコンデルタのグエン・ティ・ディン遺跡区

優しさから出来てます・・・ゼミのバファリン!!


●井上佑香 (ニックネーム/ゆっち、ゆか)

<役割>司会・お土産・挨拶
<インタビュー>ソンミのパン・タン・コンさん

いつも明るい元気娘・・・ゼミのムードメーカー!!

●中山裕加里 (ニックネーム/きのこ、ゆかり)
<役割>フィールドノート(記録)
<インタビュー>ソンミの民間人犠牲者記念碑

あだ名の由来は秘密・・・。

今回ブログを書かせていただいています、中山です!


以上9名がGPVMの一年生メンバーです!
私達は毎週水曜日に集まり、岡村昭彦について、更にはベトナム戦争について学んだり、話し合ったりしています。
先日はゼミの時間だけでは足りずに、レストランで話し合いをしました…o(><)o店員さん長居してごめんなさい…。


3月14日~22日のフィールドワークに向け、日々頑張っています!
ブログを通して皆さんにもっともっと岡村昭彦さんやベトナム戦争について知っていただきたいと思っているので、これからもよろしくお願いします!!!

メンバーがゼミの様子についてブログ書いていくので、チェックお願いします♪

GPVM2010
一年 中山裕加里




以下のリストが、倉田悠吾さんから受入れた本である。

・「備考」欄の「シール」とは、本の表紙に岡村昭彦によって「倉田悠吾さん」「西遠流域下水道 終末処理場に反対する漁民のための教材」というシールが貼られている本。

・「備考」欄の「赤線多数」は、岡村昭彦によって赤線が多数引かれていることを指す。

・「備考」欄の「一部赤線」とは次のとおり。目次 (ii)に、「◎ 第Ⅲ章 水俣病問題の行政責任」のように赤ボールペンで二重丸が振られ、 三 浜名湖貝中毒事件をめぐる前例」(一二九) のように赤線が引かれている

・刊行年の古い順に並べた。


ちなみに『憲法講話(通番2)以外の本は全て岡村昭彦文庫にも所蔵されていた



通番 書誌情報(著者名、『書名』、出版社、刊行年[初版]) 備考
1 高田賢造・國宗正義『土地収用法』、日本評論社、1953  
2 宮沢俊義『憲法講話』、岩波書店、1970[1967] 赤線多数
3 アメリカ科学アカデミイ編・内藤幸穂訳『公害事典 : 水,大気,土壌の汚染問題を中心として』日本評論社、 1972[1969]  赤線多数
4 石田好数『漁民闘争史年表』、漁民研究会 、1972 シール
5 松下竜一『風成の女たち : ある漁村の闘い』、朝日新聞社、1972  シール
6 松下竜一『暗闇の思想を : 火電阻止運動の論理』、朝日新聞社、1974 シール
7 松下竜一『五分の虫、一寸の魂』、筑摩書房、1975 シール
8 松下竜一『明神の小さな海岸にて』、朝日新聞社、1975 シール
9 小林純『水の健康診断』、岩波書店, 1976[1971]  
10 加藤辿『都市が滅ぼした川 : 多摩川の自然史』、中央公論社、1976[1973]  
11 星野芳郎『瀬戸内海汚染』、岩波書店、1976[1972] (岩波新書:青-842)  
12 武谷三男『原子力発電』、岩波書店、1976   
13 川那部浩哉『川と湖の魚たち』、中央公論社、1977[1969] (中公新書:183)  
14 宮本憲一『公害都市の再生・水俣』、筑摩書房、1977 一部赤線
15 長谷部成美『佐久間ダム : その歴史的記録』、東洋書館、 1977年復刻版  
16 田尻宗昭『四日市・死の海と闘う』岩波書店、1977[1972] (岩波新書:青-820)  
17 島津康男『環境アセスメント』、日本放送出版協会、1978[1977] (NHKブックス:289)  
18 末石富太郎『水資源危機 : 渇く都市をどう救う』、日本経済新聞社、1978   
19 末石冨太郎『都市環境の蘇生 : 破局からの青写真』、中央公論社、1978[1975]   
20 富山和子『水と緑と土 : 伝統を捨てた社会の行方』、中央公論社、1978[1974] (中公新書:348)  

(比留間洋一)