いまの夜空には、「ペガスス座」などの、ちょっと地味な秋の星座たちが昇っています。

 

そして間もなく、華やかな冬の星座たちが見頃となってきますねキラキラキラキラ

 

一番見つけるのが楽しいのは、やはり「オリオン座」でしょうか!?

 

みなさまは、どの星座が好きですかラブラブ!?

 

 

 

それぞれの星座には、それはそれはロマンチックなものがたりが隠されていて、そのギリシャ神話の神々の織りなす世界に魅力を感じる人も多いのではないでしょうか。

 

プラネタリウムで、星と星が線で結ばれ、星座の絵が天井に広がるのを見ると、思わず「わあ〜っドキドキキラキラ」と声が出そうになりますラブラブ

 

そういえば、私は子どもの頃、プラネタリウムに行ったこともないのに、線でつながった星たちが、鳥や動物や人の形になって夜空一面にわあーっと広がっているのを見て感動する、という夢をよく見ていました。

 

あの夢は、いまの予知夢だったのかな爆  笑ラブラブ

 

 

 

この星座たちは、日本からは見えないものも合わせて、ぜんぶで88個と、世界で統一されています。

 

今では当たり前に「星座」といえば「オリオン座」や「はくちょう座」みたいに思い浮かべてしまいますよね。

 

 

しかし、この88個の星座が使われるようになったのは、1922年のこと。

 

日本では明治時代のことでした。

 

うちのおじいちゃん(今は天国にいる)が若かった頃の話なんですね。

 

ということは、まだ100年くらいしか経っていないのですね・・・。

 

 

それまでは、日本では、中国の星座体系が使われていたのだそうです。

 

ちょっと意外なような、さもありなん、なような・・・。

 

もともと「星座」の起源はメソポタミア文明で、それがそのまま日本に入ってきたような感じがするのですが、実は、最初は中国から入ってきていたのですね。

 

 

 

中国では、今から約2500年前に星座の体系が成立し、3世紀ごろに283星座(1,464個の星)が完成していたのだそうです。

 

ということで、ちょっと調べてみたのですが・・・

 

これが、ぜんぜんロマンチックじゃない・・・汗

 

西洋の影響を受けずに独自に発達していったもので、2つのグループに分かれており、そのうちの1つは、古代中国の社会制度がそのまま反映されたもの。

 

北極星を「天帝」とし、「皇族」「官僚」「軍隊」「庶民」と、北極星から離れるほどに庶民的になっていくまではまだ良いのですが、下の方には「トイレ」とか「うん◯」などまで・・・汗

 

 

しかも、私たちが知っている星座のような「形」はほとんど考慮されてなくて、かなり無理やり星と星をくっつけている感じ。

 

中には星1個だけで星座としてあるものも。

 

例:シリウス→狼

 

おまけに、明るさも関係なく暗い星だけでできた星座もあるため、「今は見えない」とされているもの多数汗

 

一番びっくりなのは・・・

 

「器府」という星座。

 

 

はあ!?

 

 

って・・・

 

いやいやいやいや、いくらなんでも

 

そんな並び方はありえませんから爆  笑爆  笑爆  笑!!!

 

 

 

中国の国民性?みたいなのが感じられて、なんか、ホントにおもしろい爆  笑あせる

 

 

 

南の空の星座は作られていなかったので、その後、西洋から来た宣教師たちが南天の星座を組み込んで、完成したのだそうです。

 

しかし、テキトーそうに見えても、本氣度は高く、「国家占星術」として政治を司ることに使われていたのですね。

 

いまの政治が良いか悪いかを天が教えてくれるという「天帝思想」という考え方に基づいて、星や天体現象からメッセージをもらっていたのです。

 

 

 

この中国の星座体系が、日本に伝わったのは飛鳥時代の頃。

 

それから江戸時代の終わりまで、日本では中国の星座が使い続けられたということになるのですね。

 

 

その中で、日本独自の星座を作り上げた人もいるというのは驚きですキラキラキラキラ

 

江戸時代、渋川春海という人が、中国の星座体系にはない星たちをつないで、61星座(308個の星)を作り上げたのだそうです。

 

それは中国の星座体系の雰囲気を壊さず、違和感のないように、よく考えられて作られたものだったみたいで、そんな心配りが日本人らしいと思うエピソードでもありますよねハート

 

 

どうして渋川さんが日本独自の星座体系を作ったかというと、やはり「天文占い」をできるようにするため。

 

中国と日本では経度に差があるので天文現象が起こる時刻に違いがあったりしたため、不自然をなくして本格的な天文占いをできるようにしたのだそうです。

 

 

明治時代に入ると、西洋科学に押されて日本の星座も中国星座も使われることがなくなってしまったわけですが・・・

 

その陰には、たくさんの人々が夜空を彩る星たちに想いを馳せてきた壮大な歴史があるのですねキラキラキラキラ

 

 

とはいえ。

 

つくづく、「トイレ」とかではない、ロマンチックな88個の星座が採用されてよかったなあと思う秋の夜ですドキドキキラキラ