今日は、福岡市科学館ドームシアター『大西浩次講演会〜「銀河鉄道の夜」を巡る旅〜』の日。
いつもTwitterで拝見する写真と文章が素敵すぎて悶絶してしまうので、どんな方なのか、ワクワクと参加してきたのです。
大西先生のTwitterのアイコンが、おひげがモクモク生えた博士のイラストなので、ちょっといかつい感じのおじさんかしら
なんて思っていたら、
実際は、マスコットにしたいくらいめちゃめちゃ可愛いおじさんでした![]()
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※見かけは可愛くても中身はすごい方なのです!
kayoko/12411@kayo12411
⭐️講演会「宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を巡る旅」 大西さん(@koujiohnishi )、お越しいただきありがとうございました! 講演会終了後のギャラリートークにもたくさんの皆様がご参加くださいました! #福岡市科学館… https://t.co/8uFcEMNUMq
2021年10月09日 19:58
前半は、プラネタリウムの良さを生かして、全天周映像で、大西先生が撮った星空の綺麗な写真を見ながらお話をお聞きしました。
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」って、そういえば、未完成なのでしたね。
何年にもわたって、4回ほど推敲を重ねたのですが、4回目の途中で、書くのをやめてしまったそうなのです。
その理由は・・・
”当時は「天の川銀河」=宇宙であって、アンドロメダ銀河も天の川銀河に含まれる、と思われていたのだが
どんどん新しい発見が発表されていき、実はアンドロメダ銀河は天の川銀河の外側にある・・・
つまり、天の川銀河=宇宙ではなく、その外側にも膨大な宇宙の領域が広がっていることがわかってきたから”
なのではないかと、大西先生はおっしゃっていました。
物語に出てくる”石炭袋”に関しても、”まっくらな穴”ではないことがわかってしまった。
ブラックホールも発見されてはいなかったわけだし・・・。
だから、もし、宮沢賢治がいま「銀河鉄道の夜」を書くならば、また違う内容になるのではないかと。
なるほど!
お、おもしろい!!!
それにしても、宮沢賢治はすごいですよね。
その時の最新の天文知識にアンテナを張り巡らせて、それを盛り込んで、こんな素敵な物語を書いたなんて。
めっちゃロマンチックなのに現実的でもあり、「生き方」について深く考えさせられる。
そんな「銀河鉄道の夜」を思わせる写真が、ドームシアターのホワイエにも飾られていて、講演会終了後には、1枚1枚の説明もしてくださいました。
それから、星空の写真の撮り方のレクチャーもしてくださいました。
私にはちょっと難しすぎた。
わたしゃスマホのオートで撮ることしかできまっしぇん![]()
そそ!!
科学館を出たら、ピンクいろの空に、細いお月さまと金星さんが並んで輝いていて、超絶綺麗だったのでカシャッとしたのでした![]()
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番外編ではありますが、とても印象に残ったのは
「自分の場所を愛しましょう」
という大西先生の言葉。
最後のギャラリートークの時に、質問が出たのです。
「福岡でどこか、星空を撮るのにいい場所はありますか
」って。
「ぼくは(富山のご出身で、今は長野在住なので)福岡のことはちょっとまだよくわからないので、今から熊本の阿蘇に行くんです、もう予約しちゃったんです、ごめんね
」
って、楽しそうに答えてくださったあとに
「でもね、まずは、自分の場所を愛しましょうね。
そうでないと、たぶん、他の場所のことも愛せないと思うから。」
って・・・。
私はそのお答えに胸をつかまれました![]()
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そうやん、そうやん!!それが真髄やん!!
まず、自分を愛する
まず、今住んでいる家を愛する
まず、周りの人を愛する
まず、今の仕事を愛する(感謝する)
・・・
なんでも同じですよね!!
そしてさらに!!
こうもおっしゃいました。
「星空の写真を撮ることは、地球を見ることにつながるんですよね。」
星空を撮るのは、何も完璧に暗いところに行って撮るのがいい、というわけではなく
街中の明かりとコラボすることもできるし
人と星空のコラボもいいし
車のライトで光をとらえることもできる。
そして、いろいろな場所にカメラを向けると、
ああ、ここは、自然が壊されているんだな
ああ、この場所は光害がひどいんだな
ということも見えてくる。
そうやって、地球を見ることができる。
そして、星空と私はつながっているんだ、ということがわかってくる。
それが星空の写真を撮る醍醐味なのだと・・・。
大西先生の写真にグッと心が動くのは、そんな想いが伝わってくるからなんだということが、よくわかったのでした。
それにしても、今朝、長野から8時間かけて福岡にいらっしゃって、1時間半の講演会をこなし
終了後には熊本の阿蘇へ向かって、星空を撮影するなんて・・・
どれだけお元氣なのでしょう![]()
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好きなことに向かう人の姿は、本当に素敵です。


