桜が一番綺麗に咲いていた4月2日・・・
「令和」という新元号が発表された次の日・・・
私の大切な大切な人が
あちらの世界へ旅立ちました。
東京と福岡で離れて暮らしてはいたけれど
戸籍上も もう夫婦の関係ではなかったけれど
彼と私と娘は3人家族であることは間違いなく
3人共通の楽しくて幸せな日々の思い出が
次から次に溢れてくるのを止めることはできません。
早かった。
早すぎました。
ちょっと体調がよくないから病院で検査する
と連絡が入ったのが昨年12月末。
その結果がまさかの膵臓がん末期。
余命1年とのこと。
そこから東京と福岡を行き来する生活が始まりました。
と言っても
事情があって旦那さんの家はもう無いので
交通費プラス宿泊費を娘と二人分というかなりの費用がかかることになる。
長丁場になるから
私は東京でも手相のおしごとをして生活費を得ていこう。
そうすればもっと東京に長く滞在することができるようになる。
慣れない場所でやれるかどうかわからない、怖い、けど
東京と福岡を行ったり来たりしながらしごとをすることは私の小さな夢でもあるから・・・。
そう思って
2月のうちに、3月と4月分の飛行機と宿も予約して
友人たちの協力のおかげで
4月11日には東京初開催の手相リーディング入門講座をする場所を確保することができ
腹を決めて告知をしてみたところありがたく満席に。
よし、がんばって東京での基盤を作って
もっともっと旦那さんのそばにいられる環境を作ろう!!
と希望の光が見えてきた矢先・・・
1年が月単位に・・・
そして週単位に・・・
そして日単位に・・・
心がついていけないほどあっという間に病は進行していって
東京での初の講座を開催する前に
大切な大切な旦那さんは逝ってしまいました。
そしてあろうことか・・・
告別式の日が東京での講座の日と重なるという非常事態・・・
旅立ちの日から1週間以上も空いて重なるなんて・・・
しかも時間も30分ほど重なってしまっている。
講座10:30-12:30
告別式12:00-14:00
さあ、どうする?????
周りの人々はそれぞれいろいろ思った人もいると思う。
いろんな意見があったと思う。
でも私の中では講座を中止とか延期とかの選択肢はなかった。
30分開始時間を早めて、講座をやり遂げて
速やかに着替えて、式場へ向かう!
それしか選択肢はなかった。
友人たちや母や妹にも相談!
みんなGOサイン!!
でも前日の弔問からの流れを受けて動揺せずにいつものように講座を進めることができるのか???
着替えはどうする???
講座で使用する持ち運び用ホワイトボードなどの道具はどうする???
などなどの課題が浮かぶ。
しかしこれがミラクル・・・
友人に紹介していただいた講座の会場は偶然浅草で。
告別式の会場も浅草で。
娘の宿泊先もまた浅草で。
(早くから予約していた私と同じホテル(三ノ輪)は満席で取れなかったので娘と私の宿泊先は別々になったのです。)
しかもその3点はほぼ一直線に並んでいて、それぞれが徒歩2分の場所なのです。
意図したわけではなくたまたまそうなっていることに気づくという奇跡。
それで講座終了後は速やかに娘のホテルに寄って着替え、そこに荷物を置いて式場へ向かうという作戦を決行。
結果、無事に普段と変わらない集中力をもって講座を開催することができ
告別式には15分遅れくらいで参加することができたのです。
会場に着いた時点でそれまでの緊張が解け涙が溢れました。
こうして最後の最後まで私に課題を与える旦那さん(笑)
旦那さんと出会ったから私はこの道までたどり着いた。
旦那さんと出会わなかったら私の魂の力は眠ったまんまだったのかもしれないな。
私の魂を目覚めさせてくれた人。と言えるかな。
一緒に過ごした日々は一番しあわせな日々でもあったし
一番苦しい日々でもあった。
苦しいからこそ私の魂は目覚めた。
いろんな問題を抱えた人だったから
一緒に暮らして現実的な生活を営むのは無理だった。
でも、精神的に私の大きな心の支えだったことは間違いないです。
本当に面白い人でした。
普通ではできない経験をいっぱいさせてくれました。
いい意味でもよくない意味でも。両極端。
類稀なる才能を持って生まれた人。
旦那さんの歌は宇宙一。
私と娘の自慢でした。
それは魂の歌声でした。
劇団四季でも31年間たくさんの人々を魅了しました。
でも、結局
彼は私に大きな課題を残して逝ってしまいました。
私はこれからその課題に取り組まなければなりません。
けれど、今回の出来事で
私と娘はたくさんの神を見ました。
関わってくださった人々・・・支えてくれる友人たち・・・
周りは神・・・神のような人々でいっぱいだった。
ありえないほどの助けをいただきましたし
引き続き助けをいただいています。
だから大丈夫!
と心から思えます。
無償の愛をもって応援してくれる人々が
周りにこんなにたくさんいてくださる。
こんなに感謝の気持ちに包まれたことはないくらいの感謝。
愛する人がこの世からいなくなるなんて
魂としての存在を心から信じてても
繋がってるって信じることはできても
やっぱり寂しくて仕方ない。
昨年6月に会いに来たときは元気だったのに・・・
大好きな浅草でご飯一緒に食べたのに・・・
でもやっぱり私は私の人生を生きることに戻らないと。
って気持ちになってきたから、少しずつ日常に戻ってまいります。
がんばるけん、これからもよろしくお願いいたします。
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