東京からちょっと遅れて

メル地方も桜が咲き始めました。

全体的には まだ2~3分咲きくらいでしょうか。

 

 

経過報告

先週、抗がん剤(ビンブラスチン)4回目の投与。

次回から1週間空けての投与を、後2回やって終了です。

今のところ目立った副反応はありません。

メルは元気です。

 

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メルのおでこ付近にシコリを見つけたのは

実は昨年の10月でした。

頭を撫でた時に気が付く程度のシコリで

グルーミングの際に医師に報告。

まだ小さいので針を刺しての細胞検査はしなくても・・・という診断。

「老廃物が溜まっていることもあります」

・・・という言葉が後々仇に・・・。

 

次のグルーミングの際には、目視でも少し膨らんでいるのが分かるくらいに。

「前回より少し大きくなってますね」

「細胞検査はどうしますか?」

言い方からあまり危険性も緊急性も感じさせないので

「先生が様子見でいいと思われるなら、今回はいいです」

・・・と言ったら、それで済んでしまいました。

 

そして今年1月、次のグルーミングまでには、更に大きくなってきていました。

私は結構気になって来たのですが

「老廃物・・・」の件と、正常性バイアスが思考の邪魔をし、

ついグルーミングまで待ってしまいましたが、

しかしその時はさすがに検査をお願いしました。

 

その結果が、『肥満細胞腫』の診断でした。

 

すぐ、一週間後に切除手術の予定を入れたのですが

針を刺したせいなのか、頭からおでこにかけて急速に腫れてきました。

手術当日

 

肥満細胞によるヒスタミンのせいではないかと言われたのですが

抗ヒスタミン剤を注射しても引かなかったので調べたところ

血腫が出来ているという。

 

その不測の事態にまた病理検査に出す羽目になり

手術はさらに一週間伸びました。

一応止血剤を処方されて腫れは止まったようですが

かなりパンパンに腫れてしまいました。(誰!?)ガーン

 

 

腫瘍が急激に成長したのではないかと。

顔まで腫瘍が広がったとしたら、もう手術は不可能ではないのかと。

かなり絶望に近い気分でしたが

幸い腫瘍の大きさにさほど変化はなく

無事に切除出来たという次第です。

 

腫瘍のぐるり2cmを切り取らなければならないので

耳の間の広さからしたら、もうギリギリの大きさだったのではないかと思いますあせる

もっと小さいうちに手術出来ていれば、

もっと切除部位も小さくて済んだだろうに・・・

本当にメルには申し訳ないことをした思います。えーん

 

で、大きくなってしまったその部位を切り取ってしまったら、

一体どう縫合するのでしょうか・・・

 

 

なんと、

後頭部から首にかけての皮を前に引っ張ってきて

縫合したんですね。

 

メルの今の顔を見られるのはもう最後・・・と、かなり心配していましたが

思っていたほど酷い感じにはなっていませんでした。

そう言ってもらえて良かったです、と先生も言ってました。

 

ただ、頭部に 後頭部から首すじにかけた部分が来ているので

毛並みや色、長さが違うため、

どんな感じになってしまうのか、

剃られた毛が伸びるまではよく分からず

最終的な確認は、まだしばらく先になりそうです。

 

 

次回は、その辺のお話を・・・

またご報告します。

ありがとうございました。