リモートで授業を受けている娘の横で、いつものようにソファーで寝転がっているわけにはいかない。
「お母さんは忙しい」、その言葉に、なんの説得力もなくなってしまうではないか。
そういうわけで、朝から風呂場の掃除を念入りにした。
見て見ぬふりをしてきたカビ、水垢で曇る鏡に、正面から向き合う。
お母さんは忙しい。
お母さんは忙しいのよ。
見て?
今日は風呂場の掃除をしているの。
全然、暇なんかじゃないでしょう?
1時間くらいは風呂場にいただろうか。
排水口まで磨き上げて終了、その後、私だけブランチ。
娘は3時間目の授業を受けている。
昨日の残り「ざる中華」を一人で食べる。
娘はまだ、食欲がないらしい。
土日のダラダラ在宅と違い、平日の昼間にリモートで勉強する中学生が在宅だと、なんかリズム狂う
私にもちょっとした緊張感が生まれて、主婦業的には、いいのかもしれない