昨日、こんなブログを書いたばかりなのですが、それは、さっそく、やってきた。
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私は、【塾なんか行かなくていいよ】と【でも、そこそこの成績はとってほしい】のハーフ。しかも、「そこそこ…」のほうが強めという、教育のプロからしたら(いやいや、お母さん、それは虫が良すぎますよ)と言われそうな部類。
私の母親は子どもの前でも低学歴コンプレックスを隠せなかった人間なので、そんな母親がとても嫌だった。
低学歴であれば、自分より成績がいい人間なんていくらでもいますね。
比べたらキリがありません。
我が子より他の子が成績がいいと知ると不機嫌になる。
その気持ちをいつまでも引きずる。
我が子の成績が悪く悩む自分を隠せない。
やっべー。
その気持ち、全部わかる。
母親とはそういうものだという洗脳そのまま、アラフォーまで来てしまった。
昨夜の娘。
「○○ちゃん、定期テスト480点だったんだって。」
480点というとおそらく、学年でも最上位、トップ3でもおかしくないでしょう。
娘が入学後特に親しくなった友達に、そんなすごい子がいるのか。
娘の一言で、私の心の中に未だにある【勉強】という個室のドアが突然、開いた。
心の中にいつまでも部屋それも個室があるということは、それは自分の長年のコンプレックス、克服できていないこと、克服したかったこと、克服すべきことなのであろう。
それを、自分ではなく、娘を通して久々に見せつけられたのである。
私は頭が悪い、そしてそれは娘にも遺伝したのではないか、頭が悪いために選ばざるをえなかった暗い道を娘にも歩かせるのではないか、私に似ず父親(夫は成績が良かった)に似ればもっとマトモな人生が……。
そんな気持ちが波のように押し寄せ、なかなか辛いものがあった。
今の私は幸せなんですけどね。
10代で、頭が良くない学校に身を置くのは、経験上、あんまりおすすめしない(お前が言うな案件)
成績の順位は、間違いなく娘より友達のほうが上だろう。
娘より友達のほうが。
娘より友達のほうが……。
私は、自分の人生を生きなければいけませんね。
娘は娘。
私は私。
子育てとは親育て、とは、よくいったもので