私にとって「家の中」は「自分の心の中」。
自分の家族以外を家にあげるのが苦手です。
心の中に他人が(遠慮なく)入ってくる感じがするから。
子どもの友達も、できれば外で遊んでほしい。
家に他人をあげるということは、私の心がザワザワし出すということ。
だから、娘が遅くまでダラダラとLINEをしている姿を見るのが嫌なんだな。
夜遅いのに、まだ友達がリビングに居座っているような感じがして。
子どもの友達を嫌いとか、そういうことじゃない。
ただ、家の中って、ザワザワしてはいけない場所ではないか。
安らげるくつろげる、穏やかな場所でなくては。
そのためには、他人の気配は消さなければならない。
心の中は土足厳禁。
誰でも入れる場所ではないのだ。
なーんて書きながらも、実際に部屋の掃除や片づけをする時は(いつ誰が来てもいいように……)と思いながらやっている。
誰かが来たことは、ほとんどない。
私は、本当は繋がりたいのかもしれない。
昼も夜も楽しそうに繋がって、気の合う他人を心の中に入れている(ように私には見える)娘が、少しだけ、羨ましいのかもしれない。
なんだこれ。
中二病か。
だから、いつか誰かとやるリッツパーティーは、庭でしたい。
リッツパーティーしましょ。
沢口靖子さんの微笑みが見えます。