みのもんたは野田首相との密会を認めるべきだ
天木直人(livedoorニュース BLOGOS(ブロゴス))
http://m.blogos.com/article/34006/
密会といえば野田首相と谷垣自民党総裁の密会と相場が決まっている。しかしもう一つの密会があったというのだ。
発売中の写真週刊誌フラッシュ(光文社)の最新号(3月27日号)が報じている。
「お酒を昨日久し振りに、しっかり一升飲みました」
こういって料亭政治を得意げに語ったその宴席の同席者が手塚補佐官蓮舫参院議員らであったことは既に報じられていたが、その中にみのもんたがいたという。
みのもんたといえばTBSの朝ズバッのキャスターだ。私が毎朝見ているひいき番組だ。
この国のテレビや大手新聞は反権力というジャーナリズムの精神を捨て去って権力側についているというのがもはや常套句だ。そんなメディアで政治を解説するキャスターは皆権力側の手先だと思われている。
しかし私のように毎日の報道をよく見てみると必ずしもそうではない。様々な制約のある中でそれなりに精一杯の権力批判をしている。
最近のみのもんたもその一人だ。
沖縄の辺野古移転についても沖縄の嫌がる移転を何故米国に止めてくれと交渉しないのか、と繰り返し言っている。野田首相の消費税増税にも批判的だ。
そんなみのもんたを野田首相が銀座の日本料理店「松山」に呼んで、懐柔しようとしたというのだ。もちろんこのフラッシュの記事が本当かどうかはわからない。
手塚事務所も、蓮舫事務所も否定している。皆が否定するところもあの野田・谷垣密談とまったく同じだ。
みのもんたの個人事務所も否定しているようだがTBS幹部社員は同席は間違いないと断言しているらしい。
みのもんたははっきりさせるべきだ。野田首相に呼ばれて密談することは恥ずかしいことでもなんでもない。むしろ名誉なことだ。あのナベツネはそれを勲章のように公然と語っている。
野田首相側がお手柔らかにと頼んできたが断った、と暴露すればみのもんたは男を上げること間違いない。
もっとも私に褒められても何の得にもならないが。
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朝日、読売を国税狙い撃ち「財務省には逆らえない」と幹部談
(NEWSポストセブン2011.10.02)
http://www.news-postseven.com/archives/20111002_32260.html
NEWSポストセブン|増税批判する産経新聞に財務省有力OB「おたくはひどいな」(2012.01.22)
http://www.news-postseven.com/archives/20120122_80987.html
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ポストセブンの記事によれば、申告漏れが発覚したメディアが狙われて(消費増税)賛同記事を書かされている。
みのもんたが最近、急に増税側荷担に身を翻したのは皆様ご存知の通り。
たかが一ニュースの司会者が、財務省の猫である(現)首相に呼ばれて、一夜にして、公然と意を異にするようになったのだから、余程の弱みを握られているに違いない。
さては、みのの会社、また脱税したのか?