・体育館で
週末は地域イベントで市の体育館を無料開放した。
バドミントンか卓球を楽しんでもらおうという企画。
ぼくはその受付をしていた。
午後の、解放時間の終了間際のこと。
混雑していたので、気付かないうちに、
小さな女の子が体育館に入っているのを見つけた。
いつの間にか、バドミントンのラケットを手にしている。
回りを見ても同行者はない。
「どうしたの?だれと来たの?」
と声をかけると、
「おばあちゃんと。おばあちゃんは上の階に居るよ。」
けっこうしっかりと答えた。
良く見ると、ダウン症と思われる障害を持ったお子さんで、
体格は小さいが結構年齢は上なのかもしれないと思った。
体育館を眺めて、バトミントンをしたくなったのだろう。
「一人で大丈夫なの?」
「うん、おばあちゃんに言ってある。」
「ひとりで帰れる?」
「大丈夫。」
「バドミントンしたい?」
「したい。」
「じゃあ、ぼくがすこし相手してあげる。」
「うん。」
彼女の顔がほころんだ。
そのあと、相手をした。
といっても普通に打ち合いはできない。
ラケットを素振りさせて、
「いい、そこに投げるから、羽根がきたら当てるんだよ。」
そう言って、シャトルをゆっくり投げてあげた。
真剣に待ち構える彼女に向かってぼくが投げる。
彼女のラケットはほとんど空をきるけれど楽しそうにしている。
それでも何度か繰り返すうち、やっと当たって
ふらふらと上がったシャトルがネットを超えた。
そのときの嬉しそうな彼女。
ピョンピョン飛びながら「やったー」って大声をあげて、満面の笑みを浮かべた。
そんな純粋な喜びを見たのは久しぶりだった。
なんだかこちらまで胸がジーンとなった。
どんなことでも真剣に取り組まなければならない。
「単純なこと、つまらないこと。」と自らバカにしなければ、
きっと生きることにはもっとたくさん喜びがある。
そんなことを考えさせられてしまいました。
とても良い経験ができました。
地域ボランティアにはこんなご褒美があります。
週末は地域イベントで市の体育館を無料開放した。
バドミントンか卓球を楽しんでもらおうという企画。
ぼくはその受付をしていた。
午後の、解放時間の終了間際のこと。
混雑していたので、気付かないうちに、
小さな女の子が体育館に入っているのを見つけた。
いつの間にか、バドミントンのラケットを手にしている。
回りを見ても同行者はない。
「どうしたの?だれと来たの?」
と声をかけると、
「おばあちゃんと。おばあちゃんは上の階に居るよ。」
けっこうしっかりと答えた。
良く見ると、ダウン症と思われる障害を持ったお子さんで、
体格は小さいが結構年齢は上なのかもしれないと思った。
体育館を眺めて、バトミントンをしたくなったのだろう。
「一人で大丈夫なの?」
「うん、おばあちゃんに言ってある。」
「ひとりで帰れる?」
「大丈夫。」
「バドミントンしたい?」
「したい。」
「じゃあ、ぼくがすこし相手してあげる。」
「うん。」
彼女の顔がほころんだ。
そのあと、相手をした。
といっても普通に打ち合いはできない。
ラケットを素振りさせて、
「いい、そこに投げるから、羽根がきたら当てるんだよ。」
そう言って、シャトルをゆっくり投げてあげた。
真剣に待ち構える彼女に向かってぼくが投げる。
彼女のラケットはほとんど空をきるけれど楽しそうにしている。
それでも何度か繰り返すうち、やっと当たって
ふらふらと上がったシャトルがネットを超えた。
そのときの嬉しそうな彼女。
ピョンピョン飛びながら「やったー」って大声をあげて、満面の笑みを浮かべた。
そんな純粋な喜びを見たのは久しぶりだった。
なんだかこちらまで胸がジーンとなった。
どんなことでも真剣に取り組まなければならない。
「単純なこと、つまらないこと。」と自らバカにしなければ、
きっと生きることにはもっとたくさん喜びがある。
そんなことを考えさせられてしまいました。
とても良い経験ができました。
地域ボランティアにはこんなご褒美があります。