自己啓発本や、自己啓発系のネット記事を読む人は、きっと向上心と知的好奇心が高い人なんだと思う。それは、とても、素晴らしいことだ。
しかし、この「自己啓発」には思わぬ落とし穴がある場合も多い
というリスクもまた知っておいた方が良いのではないか?と思う。
もし自分に合わない自己啓発を読んだら、悪徳気功師に施術されるくらいのダメージはくらうし、お金がもったいない。
だから、ちゃんと自分にとってまっとうにプラスとなる自己啓発を見極めるために、
ここでは、敢えて
「それ危ないかも?自己啓発本のマイナス面‼️」
を挙げていきたいと思う。
【自己啓発本の落とし穴】
①正解が一つであるような錯覚をおこさせる点
その自己啓発のための「論理」は、所詮一人の人間が考えた限定的なものに過ぎないため、
全ての読者、全てのパターン、全ての場合網羅できているわけではない。
自己啓発本は、なぜ自己啓発できているのか?
世界を便宜上「切り取って」、その限定的な世界の中での最適な解決策を提示しているに過ぎないからだ。
しかし、その自己啓発本によって「切り取られた世界」が、読者自身の世界とフィットしていないことも多いだろう。
所詮、自分にとっての最適解は、自分にしか探せない。
なので、自己啓発本などは、自身で探求できる能力がある人にとっては、余計な雑音ともなり得る。
②著者を崇め、読者が自身を卑下する精神構造を言外に要求している悪徳宗教との類似点
自己啓発本の中には、
立派な自分が、至らない他人を啓発してやろうという上から目線の気配をもって書かれたものも混在する。
なんであれ、
「なんか、どこか不穏だな」
「どこか、広さや爽やかさがないな」
と感じるようなメッセージは、
根源的な真実に近しいものなどではありえないと思うだろう。
その感覚に忠実でいたらよい。
そのような偽物の気配に触れると、自己は啓発されるどころかむしろ落とされるので、気をつけるべし。
③自己啓発本と銘打った、自己欺瞞本も多い点
「自己啓発」を標榜しながらも、その実、
自分の信条とは逆サイドをオトし、自分の信条に沿う方をアゲているだけ
の粗悪な記事も多いのが現状。
その著者の視点が偏っている場合、単なる自己欺瞞を見せられただけになるので、お目汚しされないためには、あまり関わらない方が良い。
結論!
自己啓発したければ、
本屋にならぶ偉い人気取りの凡人が書いた玉石混交(なお石含有率99.9%以上w)の有象無象はほっといて、
『老子』(道徳教)
『荘子』
『禅語辞典』
だけ読んでればその他は無視でOK🙆♀️www
特に、老子はもはや、全人類のバイブルだとおもってる