よく、大人バレエ界隈で、


バレエシューズは


「フルソールを履くべきだ!」

「いや、スプリットソールを履くべきだ!」


という、まるで、きのこ派たけのこ派論争みたいなw論争を目にすると思うびっくり


両派の主な主張は、おそらく以下のようになっていると思われる。


フルソール派の主張:

・安定感があるので、初心者向き

・足裏が鍛えられやすいのはフルソールだ


スプリットソール派の主張:

・土踏まずを使いやすく甲高でも安心

・布地が伸びやかで、ルルベもしやすい


他にも理由はあると思うが、主には以上だろうと思う。


私は、ちなみに、スプリットソールが好きで、初心者の頃からフルソールはあまり選んでいなかった。

理由としては、私は足の親指がバカデカいので、フルソールのバレエシューズでは、足指部分がなんとなく窮屈に感じることが多かったからだ。


しかし、私は、この論争にある程度区切りがつくのではないか?と感じたことがある。


結論からいうと、


「フルソールか?スプリットソールか?という「ソール」部分の構造は、ぶっちゃけシューズの合う合わないと直接関係ないので、単なる好みで選んで良い。

大事なのは、1にも2にも自分の足に無理をさせない「サイズ感」のものを選ぶことだ‼️」


と思う。


構造ではなく、サイズが問題だ。

ということだ。


特に要注意だと思うのは、最近流行りの「ストレッチの効くカンバス素材」でできたシューズ。


これは布地が伸びた上で足にフィットするように作られており、原形では足のサイズよりもだいぶ小さい作りとなっていることが多い。


そのような小さいシューズに無理矢理シューズより大きな足をねじ込むから、シワなくストレッチできているのだ。


しかし、小さいシューズに無理矢理足をねじ込んでレッスンしていると、踊りにさまざまな弊害が生じてくると思う。

私も、通販でテキトーに買ったシューズを履いていたりしたから、これは、実感をもって言える。


まず、足指が窮屈なので、足指を床に押し付ける感覚が掴み辛く、ロンデジャンなどの、足をなめし皮のように使う動きがやりにくくなる。


また、足底筋膜も縮こまるので、全ての動きがやりづらく、本来のルルベの位置よりも低くなる感じになる。


だから、「ドリームストレッチだワ💓」とか言って、トレンドに飛びついて足を無理矢理ねじ込んでいた時の私は、ただでさえ下手なのに、さらに下手になるような道具選びをしてしまっていたのだと思う。


なので、シューズを上手に選ぶには、

自分の足に無理させないシューズ

を選んであげたら良いと思う。


合わないシューズに足を合わせさせるのではない、

足のありのままの形を、そのまま活かす、

足をそのまま覆うだけのものが

本来の正しい道具の在り方だと思うからニコニコ飛び出すハート


だから、試着の時に少しでも窮屈感や違和感を感じたら、フィッターさんに遠慮せずに伝えたら良いと思うよ。


安くはない買い物なんだし、

あちらはフィッティングを仕事としてやっているのだから、変に遠慮することないんだし、


あなたの足の感覚は、あなたにしか感知できないんだから、その感覚を信じたら良いんだ‼️チュー

と思います。