人生観を問う10の質問


4:都市部と田園地帯のどちらを好みますか?そしてそれは何故ですか?




私は、この質問により、相手の中の以下の事項に係るアウトラインが見えてくると思ってる。

・生物としての感覚の鋭敏さ/鈍感さ
・情報アップデート要求速度
・人間至上主義か否か

まず一つ目について、
例えば東京の街中は、新幹線の車内みたいな、人の尿を薄めたような匂いが常時漂っており、また、人口密度が異常な空間による騒音や空気汚濁などが酷いため、
生物的な感覚が鋭敏な人は、蓄積されていく疲労度が許容レベルを超えるほど激しく、
自ら進んで居住しようとはしないと思われる。

だから、そのような都市部のゴミゴミしさを許容できるだけの生物的鈍感さを備えているかどうか?がわかる。

次に2つ目について

都市部は、情報にアクセスできる速度が早い。
例えば、ヨガを始めようと思ったとしよう。
都会ではたくさんのヨガ教室がたくさん見つかるため、今日の仕事終わりからでも体験レッスンできるだろう。
田舎ではそうはいかないので、アクセス速度が必然的に遅くなる。

情報格差をどの程度受け入れられるのか?が分かると、その人の人となりがある程度見えてくる。

その情報強者性は、ある程度、個人主義とも結びつく。
一人で生きていこうとしたら、ツテの代りに情報が必要だからだ。

逆に、田舎を好む人は、情報共有に際してツテを頼りにせざるを得ない面があるため、近所付き合いを日頃から重視し、コミュニティ意識が高い傾向にあるだろうと思う。

もちろん、例外はある。
都市部でも、社宅や団地住まいの人は、所属コミュニティの中での情報共有を重視するだろう。
都会の中の田舎みたいな狭い世界で生きてる人もたくさんいるだろう。
逆に、今はネット社会だから、田舎でもテレワークとか、遠隔でいろいろな人とすぐに薄く広くコミュニケーションできるって人もいるだろう。



次に3つ目
田舎にあって、都会にはないもの
そう、自然。
その人が、自然をどの程度要求しようとしてるか?
森林の近く、田園の近くでは、空気が美味しいので、空気からでもエネルギーを補うことができる。
なんというか、空間そのものに生命の力強さみたいなのが感じられる。
月明かりや星明りからは、微弱なエネルギー体が降り注いでおり、それを感受するには、街灯を避けないといけない。LEDの街灯なんて最悪だ。何あれ精神病みそうゲロー

自然に重点を置くと、人間至上主義的観点は、相対的に遠ざかる。
だから、田舎を馬鹿にしたような言い方しがちな人は、自然からのエネルギー供給について考えない人なのかな?と思う。

以上照れ