INFPの人は基本的には穏やかで空気読みうまいので、あまり性格悪いとは言われにくいタイプだとは思う。

私はよく「暖色系のオーラが出てる」とか言われる。

しかし、万人に好かれる人なんていないし、やはり嫌われてしまう場面はある。


巷でもINFPが嫌われる理由についてはいろいろ語られており、その手の批判にわかりやすく凹むINFPのみんなは、凹んでおられることだろう。

うん、わかる。私も凹むネガティブ


でも一方で、その手の記事を読んでて思うのが、「私の経験とはズレてんな〜?」ということ。


どこか、

ステレオタイプなINFPの弱点から無理矢理嫌われる理由あげてるこじつけ感(?)を感じるのだ。


なので、この記事では、

私の経験上、実際に嫌われた場面はどんな場面で、どんなことを言われたから嫌われたと思ったのか、具体的ケースから述べたい。



INFPが嫌われる理由(1)

「我慢しすぎてたまにキレ芸になる」


こちらからしてみたら、我慢しすぎて我慢の限界がきて満を持してキレているのだが、

周囲からしたらどれだけこちらが我慢してたのかわからないため、

いきなりキレたみたいに思われ、その結果「ヤバいキレ芸野郎」扱いされる。

だから、嫌われてしまうことがあるのかもしれない。


INFPが、「私ならそんなデリカシーのないことしないのに…」みたいなことを、普通にしてくる輩に対して、密かにこちらが怒りを溜めていることなど、その鈍感な相手は気づいていないのだ。


例えば、

2年前の職場で、気楽に笑顔でゴールデンウィーク前にゴールデンウィーク中休日出勤しないとできない量の資料作成を命じてきた上司の指示どおり、ゴールデンウィークをつぶして資料作成したが、ゴールデンウィーク明けにその上司に

「あ、その資料やっぱ要らなかったわ⭐︎ごめーん⭐︎」と言われ、

「あっハイ…」となったのだが、

その後もその鼻くそ野郎は何度も気軽にいるのかいらんのかわからん仕事命じてきたので、

何度か目にコメカミがブチって言って

「その資料、本当に要ります?また私に要らん残業させるんですか❓むかつき」とイキナリ怒ってしまった。

そしたら、その鼻くそは私の意外な言動に驚きまくり、その後は私をキレやすい奴呼ばわりしてきた。


ちなみに、私の後任は、よりによって優しい感じのISFPだったので、この鼻くそからの被害をとても心配していた。

異動前に、その子の分掌が重すぎることを訴えたが、その部署は殺人的な繁忙部署のため、仕方ないのだと一蹴された。


その子はその後、退職していた。(競争率それなりに高いし普通は退職なんかしない会社なのに)


我慢強いが行きすぎてる私でもキレてしまうくらいなので、よほどのことがあったのだろうと思う。

(多分、鼻くそ野郎は自分のせいだとも思っていかいだろうが)


この例からも分かるように、これを防止するためには、怒りを溜め込み過ぎずに、ちゃんと自分が違和感を持ったことについて、小出しにしていく必要がある。

この例でいうと、

ゴールデンウィーク前に、ちゃんと「その資料、本当に必要なんですか?」と言えていたら、キレずに済んだかもしれない。


でもINFPのことだから、そんな小言は、なんか嫌味で嫌だとか言うんだろ?

そんなこと言って、キレ芸キレキレになってもいいのか〜?

ダメだろ〜?

だから、ちゃんと小出しにするんだよ?凝視




INFPが嫌われる理由(2)

「理想が無駄に高すぎる」


これは、

普段、家にはテレビがないので、実家でテレビを久しぶりに観た時のこと。

私が、あまりにも馬鹿馬鹿しいと感じるテレビの内容などに、ツッコミを入れてしまった時のことだ。

そのテレビの内容は、街角の人々に、「〇〇についてどう思いますか〜?」という内容のインタビューをしているのだが、100人いたら100人とも同じ答えをいいそうなことを聞いており、しかも、その話題が本当にくだらないどうでもいいことだったので、

「なんでこのテレビ番組、こんな意味ない報道してんの?わざわざインタビューしなくても分かるじゃん。いい大人が何やってんだろ。資源と時間の無駄すぎて馬鹿馬鹿しいよな〜」

と呟いた。


そしたら、側にいた母に、

「テレビ制作会社にはテレビ制作会社の大変さがあるんだから、いちいちそんなことにツッコミ入れないであげてよ」とたしなめられたのだ。


これは、INFPというか、N型全般に起こるのかもしれないが、

こんなふうに、「より理想的にはこうあるべきだろ」みたいな考えを常に周りに対して提示してしまう癖が、周りからしてみたら「いちいち文句つけててウザい」ということだと思う。

その結果、「なんか風変わりな偏屈」のイメージがつき、母みたいな、普通を普通に受け入れるタイプに嫌われるんだと思った。


関連した話で、

INFPあるある(?)だと思っているんだけども、

共通の知り合いの悪口とか、愚痴とか、くだらない週刊誌に書いてありそうなゴシップネタとかを話されると、わりとすぐに

「この俗物が…凝視(バルス‼️)」

みたいな目をしてしまいがちだと思う。

これも、無駄に理想高すぎるというか、無駄に潔癖なために、くだけた話題が好きな人からは倦厭されるんだと思う。


だから、この手の話が大好物な、母親含む「田舎のおばさん」との相性最悪オエー


(悪口が全般的に嫌いな訳じゃなく、例えば、アホなこと言ってる政治家とか、歴史的な悪事(戦争)とかに関する悪口などは、むしろ積極性をもってできるんだが…)




INFPが嫌われる理由(3)

「本音が見えなさすぎる」



末の妹が、以下の相談を打ち明けてくれた。


「この子、本当に自分のこと、友達だと思ってくれてるのかな?」って不安になる子のことが、どうも苦手なんだと。

その笑顔の下で、何を感じて、私をどう思っているの?

それがもし悪口だとしても、言ってくれた方がいい。それがいい合えるから友達なんじゃん!って思う。


という話だった。


その話、相談を持ちかけられた姉のくせに、私は何も言えなかった。


その子は、私と同じだと思ったからだ。

その子の気持ちが手に取るようにわかる。

多分その子は、友達だなんて思ったら、おこがましい、図々しいと思われてしまうかも?と思ってしまってるんだ。

友達になりたい、けど、友達が本音を何でもいう関係だと思うことに抵抗がある…


その子もINFPなのかもしれないと思った。


私も、そんなふうに思われているかもしれない。

つまり、いつまで経っても他人行儀で、本音がわからない、よそよそしい人、みたいに。


そんな感じで嫌われたんだろうな〜と思ったことが、実際に何度もあるからだ。


でも、本音を言わないのは、いう必要がないからだよ?だって、ただ一緒にいられるだけで、充分嬉しいし、楽しいんだよ。

そんな相手だから、笑ってんだ。

愛想笑いじゃないんだよ!

だから、本音を言うことを強制しないでほしいな〜と思うんだけど、なかなか伝わらないんだろうな〜と思う。


でも、それでも、

触れてほしくないところまで立ち入ったり立ち入らせたりしないと友情とは言えないだなんて、どうしても思えない。

全て見せ合わないと「いけない」とも、どうしても思えない。


互いに無理なく差し出した部分で、いかにシェイクハンドできるか?

それが互いに心地よいのが友達だって、

思いたかったんだけどな…(常に過去形)泣くうさぎ




以上❣️


要するに、「無駄な我慢や深読みウザい」

ってことだと思う。


たまには、

ひねらず、

ありのままに、

素直に、

自分を表現できたらいいのかもしれない…

(自分ではひねってる自覚は全くないんだが昇天)