3問目、いっきま〜す
問3 故郷・出自
答え
私の親はマイルドヤンキーだから、親の生き方なぞらない為には、そこを否定するしかなかった。
見栄張りの父親が、なんか知らん国会議員のおじさんの隣の墓区画を大金で買ったがために妹の進学資金尽きたことにまだ納得していない私は、その新設後の墓参りにすら長年行っていない。
この俗物マイルドヤンキーは、娘の私のことも、自分を飾るバッジの一つくらいにしか思っていない。
子どもの頃からずっと成績優秀で、国立大学の学部に一番の成績で入学した優等生、自慢のエリート…
毎回毎回、笑い草すぎて笑う気も失せるわ。
周りの人間が実際にはどんな思いでいるかなどは、この父親にはどうでもよいことなのだ。
その気持ちわるい「家族ごっこ」の構成員の気持ちの問題に向き合うと、もう家族ごっこが続けられないことに、ちゃんと気づいているんだろうね。
「国会議員先生の横の区間の立派な墓」が、我が家の「家族ごっこ遊び」の究極的象徴ともいうべき寒々しいトーテムポールに見える。
妹の将来を狭めてまで得たその重い冷たい石で、見えないいろんなものを踏み躙ったことに、彼はどの程度自覚的なのだろう…?
だから、「やたら死んだ後の錦を飾ろうとするのは、今現在をちゃんと生きてねぇ奴のすることだべ⁉️」と吐き捨てた。
家族に一言の相談もなく、先祖に立派な墓を用意する父の行動は、
墓に入っている尊属に対しては価値を感じており、自分の帰属先であると自信を持って言いたいが、
自分が選んで迎えたはずの妻や子供のことは、心の底では軽んじており、受け入れたくない、と言っているかように思えた。
実際、父は親から受け継いだ会社のことは大切にしているが、家に帰ると黙ってテレビを見るリビングのラグのシミの一部になりたがってるみたいな感じだ。
実家にはもう二度と帰らない覚悟を固めてしまってる。
私に対する人格否定を天才的閃きにより呼吸法のように毎時毎分生み出す母親を着信拒否して、もう久しい。
この母親は、父親の墓石建設を止められずお金を渡したことを早々にその時仕事で県外に出向中だった私に電話で愚痴ってきた。
日頃、父に対してまるで当てつけのように「召使いごっこ」をしている母親
家庭内なのに、もう40年近く連れ添ってる相手に対して毎回毎回敬語で「お食事の用意ができましたよ」と言って、わざとらしくスプーンとフォークを不必要なまでの重々しさで、慇懃に父の前におもむろに並べる。
しかしその裏で
「誰も家事をしてくれないから」などと被害者ヅラを見せつける。
でも、「それくらい父に自分でさせたらいいのに。」というと、今度は私への攻撃が開始されてしまうのだ。彼女に意見するだけでまるで犯罪人みたいに攻撃対象としてロックオンされてしまうからだ。
(全肯定以外は、全て攻撃と見做される。)
そして、「今、お父さんを甘やかしてるのは、私が離婚した後困らせるためにわざとやってるんだ。あんた、娘なんだから、お父さんの面倒、私がいなくなった後で見てくれるんよな?」
…と言われたりする。
いや、知らんがな。
そんな夫婦関係だから、ファミリーの象徴たる墓石すら夫に勝手に建設されんねん。
アナタに母としての心理的成熟がないことは、もう仕方ないと諦めている。
でも、妻の役目までも娘に押し付けようとすんな‼️
お前がソイツを夫に選ぶ選択をした時、まだ私は産まれてもいねぇんだぞ⁉️
知るかってーんだボケ‼️
妻になりきれない自分には、自分自身で向き合えや‼️
気持ち悪いんじゃ、ご老人が揃いも揃って
それで還暦とか、60年も何考えて生きてたんだコラ脳波死んでんのかコラ⁉️
そのお高いトーテムポールで早めに封印されてしまえ?
(さすがに暴言)
あ〜すみません、
世界観を問われてるのに、まさに今、世界が崩壊しかけました…
ごめんなさい…修復します
分かってる。
父の価値観は父の価値観で、立派なお墓が自身の人間性より優先事項ならば、それはそれでアリなのだと。
私が「うわ〜この墓、めちゃセレブ💗」とか言ってバカヅラさげて喜べばすべて丸く収まっていたんだって、頭では分かってるよ。
分かってる。
母の行動の表層だけを拾い上げ、被害者意識を肯定する心の広さを持って、
「お母さんって、完璧な奥様だね💗私の憧れだよ〜」ってアホヅラ下げて褒めてあげたら丸く収まっていたんだって、頭では分かってるよ。
そうしてあげないのは、私の我儘なんだって、知ってるよ。
でも、イヤなんだよ
そんな人間になりくさるくらいなら、死んだ方がマシなんだよ。
だってそんなこと言う人間、もはや私じゃなくなってるもん。
どうせ私じゃないなら、私は生きてても死んでても同じじゃない?
つい最近まで、全てを丸く収めるために、私は自分の感性を否定して、父母に迎合してきた。
その結果が、このまるで雑巾みたいな私だよ。
もうそろそろ、ボロ雑巾を脱したいわけ。
自分が周りに馴染もうとすると、いつも自分側を否定しなくちゃいけなかった。
でも、もう嫌なんだ。
仕方ないんだ。
雨後の筍みたいに、押し込めても押し込めても、むくむくと湧き上がるんだ、この我儘な私が。
ごめん、父さん母さん。
私なんかが娘じゃなかったら、たぶんあなた方も幸せだっただろうね。
目をつぶれない性分、自分でも面倒なんだけどさ、仕方ないんだよ。
ごめんなさい🙇♀️
思えば子供時代から、みんなと同じ校歌を歌うことにも微妙な違和感を感じるような、組織への帰属意識への苦手意識がずっとある。
属すことができないから、あなた要らないって言われるまえに、自分から「属したくない」った言いだしたことにしてるだけの自分に自覚的なのに、そんな自分を責めきれない。
ここが、私という人間の一番の弱点なんだと思う。
「捨て去るも何も、捨てるはずのものが、そもそも存在してませ〜ん‼️」
つっっら‼️‼️
まだ3問目なのに、あんまりイジメんなや‼️泣(被害者妄想がヤバいw)
だから、愛国心や地元愛を持てる人は、自分とは違う強さを持ったすごい人だと思う。
認められるためには、認めなくてはならないんだもの。
その愛する国や地元にも、嫌だと思うこと、違うと思うこと、きっと沢山あったよね?
だけど、それもぜんぶ呑み込んだ上で愛してるんだよね。
マジで偉い、偉いよ。
そもそも群れをはぐれて久しい私には、その人の出自や育ちなどを判断材料にする感覚は乏しいけども、その人が自身の出自や育ちに対してどのくらいの同族意識や仲間意識を持って生きているのか?については注意深く観察してしまうんだ。
群れを追われた人間が、人様のナワバリ荒らしはよくないから、相手様のナワバリがどこからどこまでなのか、知りたいな〜的な感覚でね。
うん、人様のナワバリとか言って避けてるのがまず病的なんだよね。
わかってはいるんだよなあ…