INFPはたぶん大器晩成型なので、私みたいにBBAになるまで生き抜いたら、自分なりのやり方や自信もそれなりについてきて、少しは生きやすくなる。


しかし、若い時、しかも学生時代は控えめに申し上げて地獄であった。

毎日教室での視線は窓の外か本。

教室内部は直視したくない魔空間だった。


 このたびは地獄の学生時代を曲がりなりにも生き抜いたBBAから、同胞の後輩に、恐れながら何かの参考になればと、アドバイスというほどではないが、経験から得た教訓について語りたい。




[ INFP- A(9w1)(eiiハーモナイザー)の私が学校で起こりがちだった出来事(そこらへんの普通の公立に通ってた)]


・体育会系のノリになじめず、アツくて前時代的な軍隊式教育をする体育教師や体育会系たちからはやる気ないヤツと思われがち。

(反抗もしないし苦手なりに真面目にやってるのに何故?)


・部活動の無駄にキツめの上下関係が本当に本気で理解できない。中学3年のとき、虐げられてる1年生への扱い変えない?と同級生にそれとなく掛け合ったが、「みんな通る道だし、私達も同じ道を通ってきたからこそ今こうできるんじゃないか。上下関係を教え込むのも大切だ。甘やかすのはいけない」と一蹴され、内心「下の人を押さえつけるようなことするから自然な敬意を持ってもらえずに余計言うこと聞かせるために力で押さえつけないといけなくなるんじゃないの?悪循環だよな〜」と思ったけど同意見の人誰もいなかったので後輩虐めに加担したくなくそのまま幽霊部員化した(運動部に致命的に向いてない)


・クラスのヤンキーやギャルにほぼ毎日給食のデザートをパクられる。当然、牛乳も献上(しかし牛乳は苦手なので助かった)トイレは奴らのいないときに行かないと手洗い場で絡まれることがある。


・教師がしばしば発する恐怖の言葉「じゃあ適当にグループ作って〜」

案の定あぶれてしまい、教師にまたコイツか、みたいな目を向けられて本格的につらッてなる魂が抜ける


・人気のない委員(緑化委員など)をどうせ押し付けられるだろうから先回りして人気ない委員やりがち。とはいえ、植物としか対面しない緑化委員は性に合ってる


・校内で一人になれる木陰やベンチを常に目で探しており、空いてなかったときの絶望感がすごい


・図書室が唯一のサンクチュアリ


・美術や音楽で図らずも無双、文系科目は安定して上位、理系科目はだいたい平均より下、体育は安定の最下位(スポーツの成績は最悪(そもそも闘争心がないため)だが黙々と一人でやる系の水泳やマラソンでは何故か上位に食い込む(体力はある))


・人の輪の中にいるだけで恐怖に晒されるのに、鈍臭い奴ほど注目されるINFP死亡フラグビンビンの鬼畜ゲー:フルーツバスケットなどをさせられるレクリエーションの時間が苦手でトイレの個室に逃げて気配を消していたら、その個室を見たクラスメイトがあまりの気配のなさに心霊現象だと騒ぎだし、個室からいよいよ出られなくなったことがある。(嘘みたいだけど実話です)


・2軍グループからあぶれた女子が、自分がぼっちだと思われたくないだけなのに、「ぼっちの子に話しかけてあげてる優しい人」を装ってグループ無所属の私に絡んでくる→2軍に返り咲いたのちは私のことを最初からいなかったみたいに綺麗に無視w


・そもそも勉強が意味不明。例えば、歴史っていう教科は歴史について考えて未来に生かしてこそ意味があるはずなのに、なぜ年号など意味のない記号の羅列をただ暗記させられるんだろう?と。

テストで意味不明な競争をさせられるだけのために毎日机に向かわされるのおかしくない?

で、高校の時の家庭教師の先生に「大人は私たちにアイデンティティを確立しなさいっていうけど、なら何故無意味な暗記競争ばかりさせるんですか?それではアイデンティティとは何かを考えるの自体難しいですが、どうすればいいですか?」とかなり真剣に質問をしたが、先生は私を宥めるだけで話通じてなかった



以上。

がああああああ古傷がアッオエー



[学校選び編]

行かなくていいなら行かないに越したことはない。今の時代なら家庭学習でもいいと思う。

でも、もしも学校にいくしか選択できないときは、以下の点を押さえておくとよい。


・脳筋族が幅をきかせられない体育会系以外の学校

・無遠慮に侵略してくるオラついたヤンキーやギャルの少ない比較的偏差値高めの学校

・校則ガチガチに縛る無駄にやかましい教師のいない自由な校風の学校


を意識的に選んでみたらよいと思う。


要するに、

「いかにヤンキーや体育会系や規則から距離を取るか」がミソである。


※ヤンキーや体育会系を否定しているわけではなく、 あくまでINFPとは相性が悪い、と言っているだけです


勉強とかホントに意味不明だからやるの自体人生を幸せに生きる上ではマジで必要なものではないと思うんだけど、偏差値高めの集団は比較的治安がよくなる傾向がある(?と思う)から、INFPの身の安全図りやすいかなって思う。


INFPは、ボーっとしてて頭悪そうに見えるのに、学校の勉強は特に努力もしないのに普通にできる意外性が特長の一つだと思う。

(普段常に頭の中で答えの出ない哲学みたいな思考ばかりしているせいで、とりあえず既に出された答えを覚えるだけでOKな学校の勉強はチョロチョロのチョロに思えるためだろう。)


教科書をちゃんと読み込むだけで、テストで少なくとも6〜7割は取れるじゃん?

過去問を各単元5問も解いてそれを記憶すれば、文系科目は安定して9割、苦手な科目(物理や数学)でも8割以上可能になる。

読書量キープしてれば小論文余裕

だから、学校だけでもうたくさんなのだ。


なのに、親はわざわざ塾にブチ込もうとしてくる。嫌だと言っても勝手に引きずって行かされて、入会させられた。

(その金あれば、その狂った親の精神治すための通院費に充てて欲しかった)


医大目指す人くらいだろ、塾が必要なの。


それ以外の普通の頭レベルの大学目指すためだきけに、あんなものに大学の学費より高い費用かけてるなんて、子供をあんな時間の無駄にブチ込もむなんて、日本社会ってバカみたいだな。


学校だけで疲れるのに、塾なんか行かせるから、子供が消耗してるし、授業で寝るくらい睡眠不足なんじゃないか!

本末転倒だろ。マジでくだらない…


INFPの学生ならば、多かれ少なかれ、こんなふうに、

人間存在にとって何一つ本質的でない、競争的暗記大会のみに明け暮れさせる学校のクソみたいな勉強や、

そのクソみたいな勉強の成績によって態度を一変させるクソみたいな教師や親、

たかがそのクソ暗記大会で優等なだけで謎に威張る成績史上主義的同級生に感じる不毛さ

などに腹の底から失望し、毎日の学生生活に意義を見出せないという思いを抱えていることだろう。

(クソ言いすぎかよw言葉悪くてすみません💦)


しかし、意義を見出せないながらも、苦労せずにこなせる「勉強」を敢えて人生設計に活かすという、一見矛盾した生存戦略は、社会的側面から見た際に脆弱に映りがちなINFPにとっては、アリ寄りのアリなのではないか?と思うのだ。

なぜなら、

成績だけでも優等生ならば、少々はみ出し気味でもかなりの目眩しになるし、集団内で守ってくれるガーディアン的な人を獲得できる可能性が高まる副次的効果も期待できる。


大学は、あまり先鋭化・特殊化されてないユニバーサルな総合大学(普通の国立など)が良いのではないかと思う。

坩堝、カオスな環境のほうがINFPの素質が磨けると思うからである。


しかし、今は私が通ってた当時とはだいぶ学校の雰囲気も違ってきてるかな?

時代遅れ、的外れな考えだったらごめんなさい🙇‍♀️

良いと思える環境を選べたら良いね😊


  

[校内立ち回り編]


女子は小5くらいから、

誰とトイレに行くか、誰がどのような噂、悪口をしていたか、などに心を砕き出すらしい。

グループ勢力図の塗り替えを学期ごとに繰り返し、悲喜こもごもな人間関係図が眼前に展開される。


 INFPの気持ちをハッキリ言おう。


なんでみんなそんな意味ない割にストレスばかりかかることしてるの⁉️

男女関係なくみんなで鬼ごっこしてた時みたいにみんな等しく仲良くしようよ。

群れたり、より分けたり、面倒じゃん‼️

女子怖ェェェェェェェェェェェ

ストレス耐性ない私はハゲそうだよゲロー


てゆーか、トイレくらい一人で行こうよ⁉️チーン



しかし、表立って表明すれば叩かれるかも!?それはそれで面倒だ。

仕方なく INFPは擬態するしかないと思ってガラにもないことを頑張ってみる

もともと意味不明だと思っている気持ちがどうしても漏れ出してしまい周りと不協和音が生じてきて、結局ハミにされる

心を閉ざし、教室の隅で一人読書に勤しむようになる

結局、一人って時間自由に使えて、楽でサイコーーー‼️となる(それでも時々、上記の2軍堕ちした人が定期的に絡んできて内心迷惑だった)


いや、立ち回りできてないねコレ


私は、このループを延々繰り返すのみだったので、的確なアドバイスができませんすみませんネガティブ


唯一私に言えることは

自分の心に嘘はつけないから、一人がいいと思ったら一人でいたらいいんだよ。

ということだけです。



[守りから攻めに転ずるために]


ここまでは、いかに守るか、について記述したけど、守るだけではせっかくの学生時代が勿体ない。

前述のとおり、多分ほとんどの INFPは美術や音楽では無双であり、喋りは本当に苦手だが文章は相対的には得意であるからして、


・芸術や文芸などの分野で打ち込めることを見つけて、学校以外の居場所をつくる。


ことを心がけてみるといいと思う。


芸術以外でも、他人と競争せずに自分と向き合える〜道と名のつく、日本の習い事でもよい(書道、茶道、華道など)


芸術をやっていてよく思うのが、どこの芸術関係にでも、どうしても他と自分を比べたがり、相対的に自分の立ち位置を図ることでしかモチベーションを保てない人種がいる不思議だ。


本来、芸術における自分の立ち位置は、他のプレイヤーとの距離で測るものではなく、芸術の本質である絶対的な美や善や宇宙の普遍法則との距離で測るもののはず。


思うに、芸術でまで相対値でしか向き合えない人達は、この芸術的な本質という視点がないのだ。

(この種の人たちが何のために芸術をやっているのか、私からしたら本当に不思議なのだが)


芸術は相対値でなく絶対値なのだという、芸術の本質的な部分を、 INFPは生まれながらに察知できている。

だから、思考回路がどこまでいってもスポ根の人にはない発想で芸術にアクセスできるのだ。


なので、 INFPは競争のない分野でも、むしろ、競争のない分野だからこそ、その強みを活かせるのだと思う。


相対値ではなく絶対値

理想主義者と言われる所以はそこだろう。


(他のタイプだと、INTJ(4w5)の人も本質的なことにしか興味がなく、芸術向きだと思ったことがある。)



注意すべきは、芸術をやる上でのは、なるべく自己完結させず、何かしら自分で表現してみるのを心がけること。


 INFPのしかもドリーマータイプは自己完結しやすいので、他者の意見を聞く機会を意識的に作る必要があるんだろうと思う。


客観的な意見を求めたら、時に批判的なことや優しくないことも言われると思う。


でも、世の中にはズバリと言うことを本当の優しさだと考えている人もいるらしいので、キツい批判にもある種の愛はあるんだと思う。


社会に出て潰れないためには、学生時代に、けちょんけちょんに言うくらい真剣に向き合ってくれる先生の存在が必要だと思う。

私の場合、ピアノの先生がそれだった。


客観的な意見を聞いた時、否定されたと受け取りやすい自分の認知バイアスについて自覚して、必要以上に落ち込まない訓練をすること。

(まあ、そうはいっても凹むもんは凹むけどネガティブ)


 INFPは年長者には可愛がられやすいので、良い教師に出会えば、伸びていけるんだと思う。


だから、 たとえ学校で花咲けなくても、いくらでも輝く場所はあるし、成長の機会はある。


こんなことは、勘のいいから言われなくても自分で感じ取ってると思う。

むしろ、 INFPのお子さんをお持ちの親御さんに、「お子さんが学校で苦しそうでも、他に道を作ってあげたら心配いらないですよ、きっと大丈夫ですよ」と伝えたい。


正統派な軍隊式教育になじめないからといって、イコール無能とは思わない。


むしろ、既存の世界に疑問を投げかけることのできる希少な存在なのだから、大事に育ててくださいよねッてことで!爆笑





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最難関⁉️友達探し編

書きます飛び出すハート