基準 | 続・伸楽舎の日々

続・伸楽舎の日々

看板もない小さな塾で、愚直に頑張る生徒を応援している塾長夫婦(&時々ワンコ)の日々を綴っています。

「どれだけ努力すればいいですか?」

って聞かれたら

それは、

人それぞれって答えるしかない。

なぜなら

人それぞれ目指しているものが違うからです。

 

努力の基準として

よく耳にするのは

「私は誰々(〇〇)より頑張っている」

みたいな、自分以外の誰かや何かと比べてどうか

っていうものです。

友達

兄弟

ライバル

学校の順位

模試の順位

などなど。

それはそれで勉強をする上でのモチベーションになっていれば

いいと思います。

ただ、

本当の意味での努力の基準って

私はそれじゃないって思ってます。

自分の目指すところ

志望高校

志望大学

志望企業

起業

その目指す目標を実現させるために

どれだけ時間をかけて

何かを犠牲にしてでも頑張っているか。

だから、

例えば

他の誰かより頑張っていたとしても

定期テストの校内順位が1番だったとしても

自分が目標する高校や大学に合格するだけの力が

現時点で足りていないなら

それはもっと努力しなきゃ達成できないわけで

今以上に修練しなきゃならないんです。

今以上に努力するが無理なら

その目標を変えればいい。

今の努力じゃ目標達成は困難なのはわかっているけど

今の努力だけで目標を達成したいなんて

そんな理屈は残念ながら通りませんから。

 

努力の基準は

自分の中にしか存在しません。

心の中にある目標を

どれだけ本気になって達成したいと願っているか

その思いの強さが

努力の基準を決定します。

その結果が、

今の自分の行動なんです。

 

部活で

試合に勝ちたいから自主練を増やす。

大会で

いい演奏がしたいから

家でも練習をする。

展覧会で

いい評価を受けたいから

時間を惜しんで絵や書を書き続ける。

なにも勉強に限ったことではないですよね。