高校生の時、部活でトランペットを担当していたことから、ニニ・ロッソのファンになりました。

高校生の時、一度だけ大阪で開催されたニニ・ロッソのリサイタルへ行く機会がありました。

このような演奏会は初めてで立ち見でしたが、今思っても夢のような幸せな時間でした。

「夜空のトランペット」大好きでした。
ニニ・ロッソのCD全集は断捨離しましたが、今はYouTubeで聴けるよい時代ですね。

高校卒業後は親元を離れ、昼間は働きながら夜間大学へ通う生活が始まります。

進路を決める際、文学部に行きたい気持ちがあったのですが、人の役に立つ人間にならなきゃ、文学部は贅沢だと思った私は、社会福祉学部を選びました。

仕送りはなく自活でしたので、当時はとにかく生活が苦しく、切り詰められるのは食費だけと思っていました。

偏った食生活で月に一度は体調を崩していたほどです。

当時下宿していた愛知県で、ニニ・ロッソのリサイタルが開催されることを知りました。

リサイタルには何としても行きたかったのを覚えていますが、残念ながら来日前に亡くなられました。

クラシック音楽も好きでしたが、当時は本への思いの方が強く、食費は削っても本代だけは削れませんでした。

神谷美恵子の全集、夏目漱石の全集などをコツコツ買い集めました。

宮本輝も好きで、全ての小説や短編を夢中で読んでいました。





流行りの歌謡曲等は、テレビを見る暇がほとんどなかったので、あまり知らないまま4年が過ぎました。

でもラジオを聴くことはあり、たまたま流れてきた「ひとりぼっちの部屋」という曲がとっても好きになりました。

生活は苦しかったはずだけど、24時間を自分のために使え、全て自分で選択する自由がありました。

「ひとりぼっちの部屋」を聴くと、そんな若い頃を懐かしく思い出します。