映画鑑賞 『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』 | close to the edge

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音楽の話が出来る人が周りにいないので、ここで独り言でも・・・

注:映画の内容に関する記述があります





『第7章』 までちゃんと映画館で観て、あまりの酷さに、怒り、
イラつき、呆れ果て、もう諦めれば良いのに、それでも 『ヤマト』
の新作が!となれば嬉々として再び映画館に足を運んでしまう
自分を小一時間問詰めたい…

いや、ネットでのあらゆる批判は制作側にも届いていると思うし、
それで反省し、修正し、完全新作となる次作 『星巡る方舟』 へと
向かうのなら、それはそれで評価しようじゃないの、と思っていた
んだよ、、、

それなのに、なんなのこれ!?

パンフレット(\1100もしやがった!)の監督と構成の方のイン
タビューには、初見の人にも判りやすくしたつもり、新たなファン
を開拓し新たなシリーズへ繋がるきっかけになれば、などとある
が、どこが?

映画館で7章鑑賞した人、
テレビで楽しんだ人、
そして初めましての人、
いったいどこを向いているのかが、さっぱり判らない映画だ。

そもそもお話は、遊星爆弾によって地球が滅亡の危機を迎え、
最後の希望=ヤマトが旅立つところから始めるべきじゃないの
か、素直に。

それをいきなり冥王星基地攻略戦から描き初めているのにも
象徴されている様に感じたが、この 『2199ヤマト』 に決定的
に欠けているのは 「悲壮感」 だ。

もともと7章時にも感じていたことだが、この映画では更に希薄。

僅かな光明から困難な状況を打開していくところに熱くなった
ものだが、この映画を観ていてもそんな気持ちにはならない。

ただでさえ各場面薄味で描かれているのだから、デスラー暗殺
だのヤマト艦内反乱だの森雪拉致だの余計なシーンを取っ払っ
てしまえばもう少しなんとかなったかもしれないのに。
(流石に‘パフェ’のシーンなんかはなかったけどね…)

挙句、この映画はイスカンダルでコスモリバースシステムを受け
取り地球に戻ろう、という処でエンド・クレジットが流れ始める。

そう、次作 『星巡る方舟』 は地球に戻る途中のお話。

だからって、沖田艦長の最期のあの名シーンをエンド・クレジット
のバック・グラウンドとして扱うなんて暴挙が許されて良いもの
じゃない。

それはともかく 『第7章』 ではそんな沖田艦長のシーンも含め
地球に帰還してしまったので、その前に話を巻き戻す為の今回
の映画ということだ。

そんな映画、『永遠に』 に対する 『新たなる旅立ち』 の様に
テレビで充分じゃないのか?



その新作のチラシだが、



今回唐突に初登場した女子乗組員がいきなりセンターで
フィーチャーされていたり、、、

ゴーランド艦やナスカ艦が描かれていても、ズォーダー大帝
ではなく変なバケモノみたいなのいるし、、、

早くもキナ臭さ満点ですな。。。

そして‘波動砲’は塞がれたまま、、、そんなのヤマトじゃないやい!