ファンになってリアルタイムで初めて入手する5thアルバム。
前作 『Sisters』 以降、シングル・リリース間隔も空き、正直
アイドリング!!!にとっての音楽活動の位置付けは下がって
いるのだろうな。
音楽も気に入ったからこそ、ファンクラブに入会したりと深み
にはまった自分からすれば寂しい状況。
今作の肝は 『夏のお嬢さん』 にある様な気がする。
なぜこのカバーなのか。
大磯ロングビーチのキャンペーンや、東京サマーランドでの
イベントなどのCMにでも使われる予定がなくなったと妄想
しているのだが…
でもメロディーといい、曲調といい意外にアイドリング!!!によく
合っていると思う。
そしてこの曲を中心に、キーワード 「ノスタルジー」 で広げて
いったのがこのアルバムなのではないかと。
『カニ子』、『戦闘恋愛少女ロボB型の憂鬱』 なんてタイトルや
歌詞の奇抜さにごまかされるけれど、メロディーだけ聴けば
懐かしささえ感じさせるまっとうなポップス。
アレンジも、パラパラ風味だったり、どこかで聴いたことあるフレ
ーズ (『戦闘~』の冒頭、近藤真彦っぽいなぁ…) を流用したり
して、好き嫌いはともかく、とても聴きやすい。
NEOとしての新曲 『プリきゅんサバイバル』 なんてタイトルだけ
見た時はどうしようかと思ったけれど、NEOの曲の中では一番
好きなくらい。
歌詞が酷くてもどこか聴き覚えのあるメロディー、それを全力で
歌っている感じ―この曲は声を変に弄っていないのも良いな―
も伝わって来て、やっと楽曲に関してNEOに好印象が持てた。
そんなノスタルジー路線を王道のアレンジで聴かせる 『涙のフリ
ージア』 と 『Promise』 がたまらなく好き。
歌・楽曲に関してアイドリング!!!への世間の評価は低い様だが、
こんな曲が出て来るからこそ好きになれたし、もっと認められて
欲しいなぁ。
でも、問題は 『寒い夜だから…』 。
歌詞は嫌いでも 『カニ子』 や 『戦闘~』 は楽しく聴けるのに、これ
はアレンジがつまらなくてさっぱり面白くない。ギターソロも余計。
ノスタルジーの方向性もズレている。
せっかくのタイアップ付カバーも、これじゃあ話題になり様がない。
『Shine on』 とでもカップリングしてシングルとしてリリース、アル
バムからは外して欲しかった。
代わりに 『I’d ring』 が良かったな、というよりなぜ外した?
そして、今回DVDやBlu-rayには5曲のPVのみ。
シングル 『Shout!!!』 のメイキングで、
「メイキングの為にPVを作り、PVの為に曲をリリース」
なんて大川藍さんが嬉しそうに語っていたが、ファンだってそこが
楽しみなんだよ~。
アルバムを買う様なファンは、まずシングルも確実に買っている。
それだと今作のDVD付やBlu-ray付を買う意義は皆無。
(せめて前作以降のシングル全曲のPVくらいは…)
13thライブといい、今作といい、ファンが何を求めているか本当に
判ってないなぁ。。。