『ITARIAN ROCK HISTORY
Incontro con Tradizione ed Innovazione
伝統の革新と邂逅』
la storia NEW TROLLS
Vittorio De Scalzi : vocal,keyboards,flute,guitar
Andrea Maddalone : guitar.vocal
Francesco Bellia : bass,vocal
Giorgia Bellia : drums,vocal
Roberto Izzo : orchestra director,first violin & soloist
with 東京・ヴィエール・アンサンブル
このバンド名のアタマ 「la storia」 だが、パンフレットのインタビュー
に拠れば、
「法廷闘争の末、現在誰も ‘NEW TROLLS’ というバンド名は2度
と名乗ることが出来なくなってしまった。
でも別の言い回しで ‘NEW TROLLS’ を名乗ることは可能」
だそうな。
で、I POOHが初来日した 『第2回イタリア・プログレ・フェス』 の時
来ていた Maurizio SalviとGianni Belleno の ‘NEW TROLLS
-UT’ と、ScalziとNico Di Paloの ‘la storia' に分裂している。
やはりパンフに拠れば、ScalziとBellenoの確執はかなりのものの
様で、再結成は望めなさそう。
Scalzi率いるTROLLSとしては2006年、07年以来3度目。
しかし07年時は一緒だったNico Di Paloは重病を患っていて今回
は来れなくなってしまったとのこと、残念。
過去2回公演にも帯同したストリングスの ‘東京・ヴィエール・アン
サンブル’ は、しっかり15人編成で。
かなり老けてしまった印象のScalziだが、ヴォーカルもフルートも
エネルギッシュ、
AREA同様やはり高齢とは言え現役感バリバリが嬉しい。
そんなScalziを支えるメンバー、
ギターのMaddalone以外は毎回違うし、人数も少なくなって今回は
最小の4人となっているが、鉄壁のアンサンブル、完璧な4声ハーモ
ニーと素晴らしい。
『N.3』、『The seven seasons』、『N.1』、『N.2』 の順で再現。
結局この間は買わなかった 『N.3』、そして聴いたものの印象の薄い
『seven~』、これがむしろ楽しみにしていた 『N.1』 や 『N.2』 が霞む
くらい良かった。
ストリングスとの相乗効果で勢いが付いて行くという面では、旧2作を
上回っていた様にさえ思う。
「バロック音楽とロックを足したから」 という紹介で始まった 『Barocco
’n’roll』 (『seven~』 収録)、
バンドが奏でるロック、ストリングスのバロックが交互に登場、そして融合
と面白い曲構成だが、この時のストリングス隊も含めて一丸となって突進
していく勢いあるアンサンブル、、、あぁTROLLSの良さってこれだよ!と
心高まる、高まる!!
実際この曲のあとの拍手、この日一番じゃなかったかなぁ。
アンコールで登場後は、バンドのみで 『Faccia di cane』 とか演って
いたけれど、この曲もう一回聴きたかった。
東京VEの第1バイオリンでソリストの深見綾子さんは、過去2回公演にも
参加されていた方。
今回も1番ノリノリで、笑顔も弾けていて、可愛い。
で、こんなページ見付けたのだが、お子さん3人もいらっしゃるのか!
アンコールの最後の最後には深見さんをフィーチャーした 『N.1』 から
『Cadenza』。
凄い良かったんだけど、最後は 『N.2』 の 『Vivace』 が良かったな。
この曲のキーボードで奏でるファンファーレからストリングスの音の波に
身を任せていると、本当に幸せな気持ちになるんだよ。
でも、AREA、TROLLSと本当に素晴らしいライブだった。
また是非とも再来日して欲しい。
このパンフ、いくら写真満載とは言え、\2500はちょっと高いなぁ。。。
