映画鑑賞 『パシフィック・リム』 | close to the edge

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音楽の話が出来る人が周りにいないので、ここで独り言でも・・・

注:映画の内容(核心部分も含む)に関する記述があります





監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:チャーリー・ハナム、イドリス・エルバ、菊地凛子 他


結論から言ってしまえば、典型的な期待が大き過ぎた映画。

日本の怪獣ものやロボットものの大ファンの監督で、それに 「監督
のこだわりを理解できるのは我々日本人だけ!」 なんて紹介記事、
止めに 「KAIJU」 というそのままの言葉を使うなんて、そりゃあ期待
は大きく膨らむ。

ただ、最初の怪獣来襲が2013年8月10日、イェーガー (ロボット)
起動はその2年後、

この現実的設定が、まず最初の躓きだと思う。

確かに ‘必殺技’ や ‘秘密兵器’ 的なものも出て来るのだが、極端
には現実離れしていない。
だからワクワクが物足りない。

搭乗者2人の心のシンクロがロボットを動かす、なんて堪らなく良い
設定なのに、その点を深くは描いていない。

ライバル、葛藤、過去のトラウマなど心のモヤモヤがピンチを招き
ながらも、不幸な出来事などをきっかけに、想定以上のシンクロを
生み出し逆転大勝利に、なんてありがちながら燃える話なのに、
そこには行ってくれない。

徐々に来襲する怪獣が巨大になっていったり、知恵を付けて以前
の攻撃が効かなくなってきたり、、、そういう設定を入れるなら最後
は敵の総大将との決戦でしょう、やはり。

それが怪獣を送り込んでいるトンネルを破壊して終わり、って。

しかも 「後は一人でやれるよ」 とかって菊地凛子を脱出カプセル
で先に離脱させたなら、最後は主人公であるチャーリー・ハナムは
そのまま自己犠牲が美しいでしょう、やはり。

このあたりは続編のことを想定してだろうな。

しかし、こんなのは個人的な感想なのでどうでも良いが、何より
この映画のダメなところは、戦闘シーンが全て暗闇の中、という
こと。

これで 『トランスフォーマー』 みたいにロボット同士の戦闘だと、
何やっているのか本当に意味不明になるが、その点この映画は
一方が怪獣なのでまだ救いがある。それにしても判り辛い。

明るい中でのシーンより描き込む量も質も、そして結果予算も
抑えられるのかもしれないが、それにしてもねぇ。。。