監督:セス・マクファーレン
出演:マーク・ウォールバーグ 他
昨年6月にたまたま予告編を見付け、日本での公開を
楽しみにしていた一本。
夢のある素敵なお話だった。
反面、下品・下劣極まる会話や行動の数々。
予告編で想像出来た以上に酷かった。
Norah Jonesが本人役で出てくるのだが、彼女にまで
とんでもないセリフ言わせていたし。
よく出演オファーを受けたものだ。
例えばディズニーがこの作品を手掛けていたら、親子で
楽しめるもっと純粋なファンタジーになっていただろう。
そうはしなかったのが、この作品を面白くしている要素で
はあるけれども、もう少し抑え気味にしても良かったんじゃ
ないかな。
日本語字幕で観たが、翻訳者は相当苦労したと思う。
日本人には判り辛いアメリカの文化を背景にした会話が
多く、そのまま訳しても意味不明なので無理やり日本人
にも理解し易いモノに置き換えをしているのが目立つ。
子供を殴り倒すシーンで、
「誰かが星一徹にならなければいけないんだ!」
なんて、凄い強引技。
(パンフレットに拠ると、本来はジョーン・クロフォード。
アカデミー受賞女優さんで、養子達に鉄拳制裁を加えて
いたことを死後暴露されたらしい。
日本人には馴染み深いエピソードではないねぇ、やはり。)
またHOOTIE & THE BLOWFISH 『Only wanna
be with you』 をカラオケでTedが熱唱するシーンがあり、
あれにも意味がありそうなのだが、よく判らない。
Tiffanyだの『ナイトライダー』だの、世代的には自分は
ドンピシャなはずだが、正直よく判らないシーンてんこ盛り。
しかし根幹のお話はいたって単純。小学生でも書けそう。
そして何が良いって、Tedの‘演技’が最高!
落ち込んでトボトボ歩く後ろ姿には人間の演技以上に哀愁
が漂っていて涙を誘ったり、ととにかく‘演技’が素晴らしい。
まさかぬいぐるみの‘演技’で泣くとは思わなかったよ( ・(ェ)・ )