CDが急に到着、不意の出費はイタい。
そんな引っ掛かっていた原因、
HUEY LEWIS & THE NEWSの2001年リリースの
『Plan B』。
クリアランス・セール品に付き、¥1000也。
ありがたい値段だが、入荷が確定していなかったモノを
クリアランス・セールに出品するのは如何なものかと。

オリジナル・アルバムとしては『Hard at play』以来10年
振り。
3rd 『Sports』 (1983)で爆発的なセール、ダメ押しの『The
power of love』 (1985)、絶好調の波に完全に乗った4th
『Fore!』 (1986)と、この時期のバンドの勢いたるや凄い。
凄過ぎて、88年の5th 『Small world』からの急落振りが
余計に際立つ。
『Small world』に派手さは確かにない。
しかし『Fore!』の頃こそが、80sらしいと言えばそれまで
の究極にキャッチーで派手なアレンジに走っていて、むしろ
バンドらしさを見失っていたのでは、と今振り返ってみて思う。
『Fore!』収録の大好きな『Jacob’s ladder』。
しかし曲提供者 Bruce Hornsbyが‘& THE RANGE’
名義2ndアルバムでセルフ・カバーを披露しているが、そちら
の方こそが余程Huey Lewisらしいアレンジになっている。
『Small world』で原点回帰に近いことをやってはみたものの、
それが芳しい評価とは行かなかったので、少々戻しを試みた
のが6thで前作に当たる 『Hard at play』 (1991)。
1stシングルの『Couple days off』の派手なアレンジあたり
にそんな意図が見える。
結局それも既に時代とは合わなくなっていて、結果が10年
のブランクなのかと思うと、切ない。
で、この復活作はと言えば、もう「やりたいようにやろうよ!」
という素直で前向きな開き直りとなっている。
それを象徴するのが、簡潔にして明快なタイトルの一曲目、
『We’re not here for a long time
(We’re here for a good time)』
観客のざわめきから、昔懐かしい音色のオルガンに導かれ
入るホーンセクション、、、5秒で‘Huey Lewis ワールド’。
こんな楽しいアルバムが¥1000で入手出来てラッキー!
このアルバムも派手さは全くないので『The power of love』
を期待されても困るが、そうでない人にはお薦め。
Huey Lewisが還暦を迎えた昨年には、ニュー・アルバム
『Soulsville』もリリース済み。

CHICAGOとのジョイントだった2008年のライブは良かった。
またライブが観たい。