映画鑑賞 『9〈ナイン〉~9番目の奇妙な人形』 | close to the edge

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音楽の話が出来る人が周りにいないので、ここで独り言でも・・・

平日の昼間にも関わらず新宿の映画館は結構
込んでいる。

たぶん1番人気は『TRICK』あたりか。


『9』は、公開してからまだ2週間、しかし観客は
10人程、平日の昼間としても少し寂しい。


「背に‘9’という番号を書かれた麻袋で作られた
 人形が目覚めると、そこは人類滅亡後の荒廃した
 世界。

 同じように背番号を持つ人形達と行動を共にし、
 襲って来る巨大な機械獣に立ち向かって行く…」


フルCGのアニメなのだが、実際のセットの中で
パペットを動かしているのでは、と思うほど映像に
リアリティがある。

本当にこういう映像技術の発展には驚くばかり。

ところでこれ、元々はシェーン・アッカー監督の10分
程度の短編。

それをティム・バートンが「これまでの人生で見た
映像のなかで最高の11分間だった」と絶賛、そして
プロデュースに乗り出したのが今回の映画。

その短編はYouTubeにもあったのだが、映像美は
絶賛の通り既に完成されている。

ただセリフがなく、BGMとSEのみ。

それでも充分世界観が伝わって来るのだから、大した
ものだ。

当然、今回の映画はセリフが付いている。

自分たちは何者なのか、なぜ人類が滅びてしまったのか、
など詳細エピソードが追加されて短編よりは複雑になって
いるので、セリフで説明しなければならないことは分かる。

分かるのだが、却ってそれがこの映画の魅力を落して
しまったように思う。

説明し過ぎの感がある。

短編のように映像のみによって‘語る’に留めて置く、
それもありだったのでは?

映像が良かっただけに…