映画鑑賞 『アバター』 | close to the edge

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音楽の話が出来る人が周りにいないので、ここで独り言でも・・・

映画『アバター』、3D・字幕版を鑑賞。

‘3D’というと、最近よく目にするが、自分は20年以上も
前にディズニーランドで見た、『キャプテンEO』以来。

その頃か、3D映画はかなり話題になっていてかなりの
数の映画が作られたのではないかと思うが、話題性と
して取り入れていただけで、技術的にはまだ発展途上
だったのか、万博などのイベントを除いて、最近までは
あまり聞かなかった。

当時の3Dは、‘画面から飛び出してくる’ということに
ワクワクさせられたものだが、久し振りの今回の映画、
‘飛び出す’感覚よりも、‘奥行き感’に重点が置かれ
ているようだ。

勿論、手を伸ばせば掴めるのでは、みたいなシーンも
あったが、通常の場面では、むしろ字幕が一番手前に
見える、といった感じ。

こちらのほうがより立体感が感じられる。


しかし、この映画の見所は3Dなどではない。

‘映像美’、それに尽きると思う。

世界でも、ここ日本でも公開初日から好調な滑り出し
のようで、ジェームズ・キャメロン監督がやはり手掛け
た『タイタニック』を超えるか、などということが早くも
話題になっているが、実際自分が観たのも、終映が
24時近くになるにも関わらず、ほぼ完売状態。

たぶん素晴らしい興行成績を残すに違いない。

しかし、アカデミーなどの賞レースでは、技術面など
は独占しても、主要部門は獲れないと思う。
(役者にとっては、何もないスタジオで演技をさせられ
それが違和感なく最終的に映像として成立しているの
だから、ある意味凄い演技力とも言えるが。)

しかしこれは非難ではない。

むしろ、ジェームズ・キャメロン監督が幼少時から夢想
していたという世界観、それだけをただ単純に楽しんで
欲しい、そんな思いから、あえてストーリーは例え子供
にでも判りやすいように創ったのでは、とさえ思える。

以前にも書いたが、やはり雰囲気はYESでお馴染み、
ロジャー・ディーンの世界の実写版、というのが一番
しっくりくる。とにかく風景が美しい。


そして何が凄いって、完全に有り得ない世界の話にも
関わらず、観ているうちにすっかりその世界の住人に
でもなったかの如く、全く嘘くささ・創りもの感がない
のである。

それも細部まで拘り抜いて創り上げた賜物だろう。

よくぞこの映画を、アニメではなく実写に仕立て上げた
ものだと思う。

その勇気・根気・情熱に完敗・乾杯。


ヤマトやナウシカをこのレベルでやってくれるなら、
絶対観たい。

しかしどう考えてもそれは無理な話だ。