世間では大谷さんの結婚でざわついている数日でしたが、

そんな中で面白いニュースが飛び込んできました。

 

なんと、あのゆたぼんくんが高校受験のため、

ネットでの活動を終了するそうです。

 

ゆたぼんくんと言えば、かつて少年革命家を名乗り

「人生は冒険や!」をキャッチフレーズに

学校に行かないことを宣言し、

クラファンで資金を集め、

キャンピングカーで日本列島一周の旅をした

といういろいろ突っ込みどころが多い男の子でしたね。

 

私も最初のうちは「面白そうな子が来たな」程度の追い方でしたが、

日本一周の旅のクラファンあたりから

違和感を感じ、どんどんと詐欺まがいのことをしはじめたので

彼の活動自体には悪い印象しか残りませんでしたね。

 

しかもその裏にお父さんの存在があり、

ただのお父さんが遊んで暮らす

資金集めのための客寄せパンダではないか

という説まで飛んできて後半は本当にぐだぐだでした。

 

やることなすことが二転三転し、

ゆたぼん本人ではなく、お父さんがしゃしゃり出て

ネット上で喧嘩をおっぱじめるわで

もう地獄のような旅という印象でした。

 

旅が終わってもぐだぐだしておりましたが、

もはや誰も注目することもなくなった時に

ゆたぼん本人がお父さんから離れ

中学校に行くという宣言をすることで

事態が完全に収拾した感がありましたね。

 

で、そこからさらに1年近い時を経て、

高校受験のために活動を終えるそうなんですね。

 

正直、ほっとしましたし、よかったねと本音で思えますね。

 

たしかに彼は最初の時点で口のうまさを感じましたが

圧倒的に知識が足りませんでした。

学校に行かないという選択も悪いとは言いません。

ただ、学校に行かないなら行かないで

学問に触れて、少なくとも義務教育程度の知識は

受けさせる必要があるわけです。

 

なんせそれが日本の3大義務なわけで

それを破れば憲法違反なんですからね。

 

とは言え、そのレベルの知識を得る手段は

今の時代どこにも転がっているわけなので

フリースクールであったり、学習支援であったり、

オンライン授業あったりそういった環境を利用すれば

学校に行かないという選択肢はありです。

 

しかし、彼のお父さんは学校の勉強がそもそも嫌いで

学問そのものを否定しておりました。

なので行動パターンが人のお金で豪遊し、

足りなくなったら資金調達という

典型的なクズ男の使い方でそれを正当化していたんですね。

 

なのでそんな環境でまともな教育なんて期待できず

「九九の勉強したいから100万くれ」なんて言う始末だったわけです。

 

彼の周りにいた人たちも金の亡者たちで

いかにだましてお金をせびるかということしか

考えていなさそうな人たちばかりで

お世辞にもいい環境じゃなかったわけです。

 

そんな環境から学校に行くと

学校が天国だったようで

学校が楽しいという投稿もあったくらいなんですね。

 

そうやって見てみると

実は子供の方がまともな大人に近くて

オトナを名乗っている我々の多くが

彼らよりも精神年齢の劣った餓鬼なのかもしれないですね。

 

ここでいう餓鬼は「子供」ではなく、

地獄の鬼の「餓鬼」です。

 

それを裏付けるかのように

いい年こいたおっさん、おばさま方が欲望丸出しにして

性犯罪をしたり、コメントなどを荒らしてみたり

クレームや暴力に訴えたりしている事件が目立っていますよね。

 

そういう意味で今の時代こそ

私たちは「餓鬼」になってはいけません。

 

RUSTという8年近く前流行ったサバイバルゲームがあるのですが

私はそのゲームにこそ「餓鬼」のいる地獄の世界

なんじゃないかと思うわけです。

 

そこでは敵味方という概念もなく、だましだまし合いの世界で

初心者だったら家を建てた瞬間に家が破壊されたり

お店で買い物しようと中立地点にいても

お店の門をくぐった瞬間に殺されるという

なかなかハードモードのゲームでした。

 

その世界が好みの人もたしかにいるでしょう。

でも、私はもっともっと平和な世界にしたいので

「餓鬼」をなくして「大人」を増やしたいですね。

 

そのためには「よく学び、よく寝て、よくあそぶ」

これなんじゃないかと思いますね。

 

そんなわけで今日のひとりごとでした。