やっほー。サイエンスぱんだだよ。

今回は火曜日に北見春光文化教室にて行われた

サイエンス講座についての報告だよ。

 

実はマスターって、今とある障害者と健常者の懸け橋となる

アートイベントの実行委員会に関わっているんだけど、

そこでもいろんなつながりができたらしいんだ。

それは後日、改めて報告したいみたいだから、

それもよろしくお願いね♪

 

 

さてさて、今回は「前期実験リバイバル」ということで、

4月からやっていた実験を振り返りつつ、

そこから何個か実験をピックアップしてやってみたよ。

 

用意したのはアルコール発酵実験とホッカイロのひみつ、

さらに瞬間冷却剤のひみつとわたあめづくりの4つなんだけど、

いろんな理由もあって、2つしかできなかったんだ。

 

 

まずはアルコール発酵実験なんだけど、

これはバイオカプセルというものをドライイーストからつくってもらって、

そこにスポーツドリンクを加えて、発酵させるというものなんだ。

 

バイオカプセルは人工イクラなどの実験でおなじみの

アルギン酸ナトリウムと塩化カルシウムからつくっていて、

前者はこんぶなどのぬめぬめ成分、後者は除湿剤として使われているんだ。

これらを使って、ドライイースト液を封じ込めることで、

酵素がまるで生物のように動くので酵素の動きが見えるってわけなんだ。

 

今回は30分湯浴してみたんだけど、

今回に限ってはそこまで反応はしなかったんだ。

酵素反応ってかなりセンシティブで、元々2時間以上かかる反応なので

大きな反応にはならなかったけど、泡と動きは確認できたから

まあよしって感じだったよ。

 

 

今回できなかったのが、ホッカイロと冷却剤の実験なんだけど、

これはホッカイロの発熱反応と冷却剤の吸熱反応を比較を

実感してほしかったみたい。

 

これはまた旭川出張時にやる予定なのでここでは詳しく書かないけど、

化学反応には熱を発生する反応と熱を奪う反応があって、

これらの作用によって、ホッカイロや冷却剤がつくられているんだって。

 

 

今回、ほとんどの時間となったのが、わたあめづくりで、

これは前回失敗した分、北見の子にとっては

ずっと続きがやりかった実験だったみたいだね。

席に座った途端、これをさっそくやろうとしたので、

マスターはアルコール発酵の仕込みだけでも・・・

って必死だったみたい。

 

北見の子は1人しかいないんだけど、

とにかく、1つ夢中になったものに対しての執着がすごくて、

同じことをずっとやり続けるわりに

気まぐれに飽きてくるっていうところがあるので、

もう、この実験以外は無理だなってあきらめたみたい。

 

 

さらに今回は弟くんとお母さんが来てくれていたんだけど、

弟くんがまた輪をかけたわんぱくっ子で

とにかく、言うことをきかないきかない。

おそらく、完全なイヤイヤ期みたいで、もうわがまま放題で

マスターもかなり手を焼いていたよ。

 

そのせいか、お兄ちゃんの方もとにかくハイテンションで

ちょっと半年前のハチャメチャ具合に戻った感じだったね。

あげくの果てに2人で走り回って、騒ぎだしてしまって

ちょっと手が付けられなかったね。

 

そうなってしまうと、科学の勉強も頭に入らないな

って、思ったみたいなので、時間までわたあめをつくらせて

とりあえず今回はお開きにしたよ。

 

ちょっと北見の子も大人になって実験をがんばるようになったな

と思っていたけど、ハイテンションになるとまだまだダメみたいだね。

 

 

実験の片づけをしていると、また体育講座の先生とお話しできたよ。

 

どうも、先生の子供がこの講座に興味を持ったみたいで、

もしかしたら、講座に来てくれるかもしれないんだって。

 

しばらく1人でやっていたから、今回の行動を見て

ちょっと心配になったけど、その子も楽しんでもらえるといいよね。

 

若干の心配を抱えつつ・・・今日のサイエンスでした。