今日は北見にてサイエンス講座をしてきましたが、

かなり疲れたので、後日改めてアップしますね。

 

実は昨日、父とカラオケに行ってきました。

というのは、父がアマチュア歌手としてデビューしておりまして、

カラオケの音源や自分の歌う声をCDにて録音したいといいまして、

以前、北見のネットカフェにてCDづくりをかねて歌ってきたんですね。

それを父がカラオケサークル内で披露したところ、

サークルの人たちもやりたいということになり、その友達にそのやり方などを

教えたいってことになったみたいなんですね。

なので、またそのネットカフェにてCDをつくりたいってことで来たわけです。

 

実はその機器があるカラオケ屋さんって、そのネットカフェにしかなく、

さらにカラオケのヒトカラブースのうちの一部屋にしかないみたいで、

行ってみると、その部屋が空いておりませんでした。

その機器とはDAMが提供しているCDプレス2というもので、

専用のCDを買って書き込みをするものなんですね。

実はCDへの書き込み自体はデータがあれば、PCでも簡単にできるのですが、

そのデータというのが鬼門でして、DAMのカラオケ曲に関しては

DAM内にデータを残して、専用のCDにしか書き込めない感じになっているんですね。

 

本当のことを言えば、曲自体のデータがmp3などでPCなどに移動できれば、

録音やCDへの書き込みはフリーウェアやアプリがありまして、

DAMの専用機器に頼らなくてもほぼ無料でできてしまうのですが、

問題は曲データとミキシングなんですね。

当然、カラオケの曲には著作権の問題がありまして、カラオケで使われる

ボーカルカット曲にもそのカラオケ提供会社の著作権があります。

なので、その曲を使う時はカラオケ提供会社の提供する機器でしか

使用できないようになっているんですね。

なので、かなりぼったくりだとわかっていても、カラオケの曲を

CDにしたい場合はその提供会社のシステムや機器に

乗っ取らないと犯罪になるわけです。

 

だからと言って、YoutubeやCDなどで提供されている曲を

ボーカルカットしてイベントなどで使うのはまったくの黒ですが、

歌ってみたなどの音源の場合、それをやっている人も多いので痛しかゆしです。

しかも、フリーウェアのボーカルカットアプリではどうしてもボーカルが残ってしまうので

きれいにボーカルカットをしたい場合は、かなりお高いソフトを使う必要があります。

まあ、一番安全でお金がかからないのは打ち込みで

オリジナルの伴奏をつくることですが、それはそれで能力が必要になりますよね。

 

さらに言えば録音にしても、フリーウェアの場合は曲データと録音データが別になります。

つまり、カラオケのように歌った声を伴奏つきでそのまま録音できないわけです。

できたとしても、声が非常に小さく認識されますので、CDのようにはなりません。

それをやるためにはミキシング機器に通してマイク音量と曲音量を調整して録音するか、

後で曲データと録音データを編集してやる必要があるんですね。

前者は前者でミキシング機器が別に必要になりますし、

後者は時間と労力がものすごくかかります。

セミプロに近い動画投稿者などは打ち込みのオリジナル伴奏か

お高い機材やソフトをそれなりにそろえて、時間と労力をかけて編集しているわけですね。

 

そういう意味で言うなら、気軽に歌った声を一発録りして、そのままCDに焼く

という手軽さをとるなら、多少値段と制限があってもDAMのCDプレス2を使った方が

いい場合があるんですね。特に父や地元の高齢者の場合はイベントでかけると言っても

無料参加型の町民カラオケ大会ですので、問題ないと思いますしね。

 

そんなこんなで部屋が空いておりませんでしたが、他の部屋は空いていたので

空くまで父とカラオケをすることになりました。

実は父は先日、地元の町民イベントにて歌ってきたのですが、

プロみたいとものすごく褒められ、ちょっと天狗になっていたみたいなんですね。

たしかに父の声は元々ダンディーなバリトンボイスで、日々の練習で若い時よりも

高い声が格段に出るようになりました。

70近くになっていますが、この年で尾崎豊や森山直太朗に挑戦していますし。

最近は裏声やビブラートも多用し始め、技術的に言えば割と高くなっています。

しかし、父よりもうまい人なんてまだまだたくさんいますし、

こんなもんで天狗になるのはちょっと違う気がするんですね。

 

父がどや顔で尾崎豊を披露しましたが、私が次の入れた曲は

なんと、マイケル・ジャクソンのスリラー。・・・父のどや顔が消えました。

私自身は自分の声で遊ぶことを目的にしておりますので、

時折、声質を変えながら、楽しく遊んできたんですね。

実は私自身も元々の声質は低く、地声がバリトンからバスなんですね。

でも、中学の合唱の時にテノールでがんばっていたせいか、

高い声が出るのが当たり前になっていて、カラオケでは高い曲を歌っているんですね。

なので、出る声の幅が普通の人よりも広くなってしまい、

高い声も低い声も出るようになってしまったんですね。

さらに一時期、女声を研究していた時期もあって、裏声もきれいに出ますし。

そんなこんなでいろいろ声質を変えながら、遊ぶのが私のカラオケの遊び方なんですね。

 

そんな私に父はかなり感心しておりましたね。

 

そんなこんなでCDが録れる部屋が空く時間になりましたが、

ちょっと歌いすぎたせいか、父にとってはそんなにいい出来ではなかったみたいです。

とは言え、頼まれた音源は録れたみたいなので、よかったです。

 

そんなわけで今日のおバカでした。