勲章をつけた郵政職員 | 或小役人の一笑

勲章をつけた郵政職員

  
郵政公社、職員の接客態度をランク付け。
優秀者は星のバッジをつける


これは正直驚いた。
民間企業ですら、この「星のバッジ」のように、
客が一目で分かるようなランク付けをしているところは
滅多にないだろう。

私は以前、立川駅前の郵便局が、客の苦情を目安箱形式で受け付け、
それに対する局側の回答を添えて、掲示板に張り出してある
のを見た事があり、その時も、郵政公社が生まれ変わろうとしているのを
感じた。今回の制度も合わせ、郵政の意識改革への真剣さが伝わってくる。

今回の制度を、幼稚だとする見解も多々あるようだが、
公務員の世界は、世間で思われてる以上に、
非流動的かつ非効率な部分が多い。
入省間もない若手職員の私には、硬直した上の人間の
考え方に違和感を覚えずにはいられないが、
10年も経ってしまうと、大半の人間は、
その公務員的な思考に毒されてしまうようだ。

何が言いたいかというとつまり、
今回の郵政公社の制度の導入は、公務員的体質の
染み付いた郵政公社にとっては、非常に革新的であるということだ。


どうせなら、市役所や区役所、
法務局や労働局などの国の窓口となる出先機関でもこの
制度を導入してはどうだろうか。
そうすれば、横柄な態度の改善が、少しは期待できるかもしれない。

ついでに、「いらっしゃいあせ~」とか
「ありあとあした~」などと喋る、コンビニ店員
にも導入してみてはいかがだろうか。

郵便局の職員が、みんな星のバッジをつけられるように
接客のレベルが上がることを期待している。

そして私はまた、本日購入した東京都宝くじが
大当たりすることを、それ以上に期待している。
1口100円だから、最高でも1500万円の当たり
と控えめな宝くじである。

きっと当たり具合も控えめなことだろう。