一竿子彫り!見事江戸時代の一竿子忠綱。同工は、自らの刀に自分で巧みな彫刻もする人で一竿子彫りと言われます。龍の場合、目玉がパチっと大きく、まつ毛もあって愛嬌がある表情になります。龍のレイアウトからみて、この位置に彫る事を考慮して刃文の模様を決めているように見えます。