もう、読者の皆様は十二分に

御存知のことと想いますが、

改めてこの心の豊かさとはを

自分なりに整理してみて、

つくづく感じたことを書いてみました。

 

以前、経済が発展発達して、

果たして心が豊かになり幸せに

なったのだろうかと書きましたが、

やはり、どのように考えても、

むしろその反対ではと想います。

 

確かに、便利快適にはなりましたので、

その面での幸せや喜びは観じれます。

しかし、本当の心からの幸せな暮らしや

人生や社会にはなっていないのではと想います。

 

本当の幸せとは、

決して途絶えることがなくて、

しかも、日毎にその喜びが膨らみ増すことによって、

心がその喜びで幸せで

満たされていることではと想います。

 

今の世の中は、

その幸せが決して長続きすることなく、

もっともっと上をその上をと

追い求めさせられる、

幸せの様な幸せではないでしょうか。

 

このようなあれもあるこれもある、

もっと今以上に必要以上にの、

今の環境を少し見直して、

そのような便利快適になる以前の、

いわゆる貧乏な時代を少し振り返って、

その時の幸せを

想い出してみてはいかがでしょうか。

 

・便利では無かったので、

 家族の協力分担にて家事労働作業をしていた。

・電化製品がなかったので、

 何事も時間を掛けて想いをこめて出来た。

・TVが無かったので

 家族皆一緒の団欒の一時があった。

・食べ物も豊富になかったので、

 自家栽培や自然の果実や野菜で、

 必然的に自然と親しめた。

・エアコンがなく障子や襖の家だからこそ、

 四季の温度を肌で観じて免疫力も養われた。

・ハウス栽培が無かったので、

 旬の物もエネルギー高い食材をいただけた。

・自転車や徒歩で移動したので、

 体力も維持できて足腰も衰えなかった。

・火力は薪がほとんどであったので、

 自然より採集しての循環が成り立ち、

 CO2も自然で消費されるだけの最小限だった。

・食べ物は保存が出来なかったので、

 隣近所へのお裾分けを通じての

 コミニュケーションが図られていた。

・石油合成製品がなかったので、

 全てのゴミは自然に還っていた。

・塾や習い事がなかったので、

 遊びながら学んでいた。

・アナログ社会だったので、

 全ては人を介することにより

 お互いの人間性が高まったり磨かれた。

 

このように考えてみると、

やはり、このスローライフや

スローペースの方が、

より人間性が豊かになれるようです。

そして、この世での目的が、

この人間性を高めて愛を学ぶ学校ですので、

やはり、今のお金経済優先の

便利快適を追求する社会システムは、

何か違うように観じます。

 

最終的にこの世を終えて

あの世に持って還るものは、

心の豊かさ成長させた魂の様ですから、

この面からも、今人生のギアチェンジや

方向性の転換や学びの目的を

見直したいものです。

 

今日も一日、心の豊かさ幸せ度を

見直せる日でありますように。

御蔭様で、ありがとうございました。