私はこのことをメンターより学び、
日々や節目において思い出しこれを確認しています。
それは、この地球上の人類とまで大きく捉えなくても、
日本でも隣近所でも、勤めている組織や社内でも、
人としての成長や学び途中での、この六段階の人に分けることが出来ます。
決してこれにて、人をランク付けすることではなく、
あくまでも人の成長度合いの判断や、
人生の目的の指針となる六段階です。
まずは一番下の「悪人」です。
罪を犯した人全てが、この悪い人とは言いませんが、
一般的にこのように呼ばれる人です。
それは、自分中心の人で、自分さえ良ければ他者のことなどと、
人の迷惑も決して考えることなく行動し生きている人です。
当然周りからも嫌われるでしょう。
次は「凡人」です。
この人は、自分のこともですが他者も気にすることなく、
されど目標も目的もはっきりと持っていなく、
ただ流れのままに坦々と生きている人です。
三番目は「善人」です。
この段階の人は、自分と同じように他者への思いやりもあり、
例えば、自分が頂いたものを隣近所に分け与えたり、
あるいは率先して人を楽しませたり喜ばせたりする人です。
その上の段階は「英雄」です。
このレベルになると、地域や国レベルで、
世のため人のために貢献する人で、
亡くなるとその功績が認められ、
皆から銅像を立てられるような人です。
しかし、国境を越えることは出来ません。
例えば、南北朝鮮戦争で韓国と北朝鮮が戦ったときに、
韓国を勝利に導いたアメリカのマッカーサーは、
韓国では英雄ですが北朝鮮では悪者です。
その上は「偉人」です。
このレベルの人は、国境を越えて世界人類のために貢献した人です。
ファーブル、エジソン、キューリー夫人、野口英世、
アインシュタイン、マザーテレサなどです。
人類を病から救ったり科学や文明、
そして世界平和に貢献した方々です。
そして最高レベルは「聖人」です。
四大聖人と呼ばれている、マホメット、イエス・キリスト、仏陀、孔子です。
この人たちは、世界人類はもとより、
神様仏様、サムシング・グレートのために、
これに変わって教えを生き方を説かれ、
宇宙レベルで人々に大きく影響を与えました。
人にはこのような成長の六段階があり、
これは決して知識や地位や名誉ではなく、
人としての良心基準や生き方考え方、
慈悲心などの心や意識の高さのレベルがあり、
自分が生きている時にどのレベルを目指すかの、
目標設定のためのあくまでも判断基準です。
このレベルアップが人として生きる意味や目的です。
このレベルアップが出来なければ、
再び人としてこの世に輪廻するとも学びました。
しかし、決して皆が聖人や偉人になる必要はありません。
もう昔より、人々のそれぞれの意識が今上昇しています。
世界人類が、良心に従って善人になることにより、
簡単に今でも明日からでも平和は訪れると確信しています。
ちなみに、私は凡人の域からなかなかレベルアップ出来ませんが、
せめてこの世を終えるときには、
善人で終えたいと思っています。
皆様方はどこを目標にこの世を終えられますでしょうか。
少なくとも、全ての方々が生きた証として、
善人で卒業出来るように、お互いに日々反省しながら精進したいと思います。
今日も一日、自分と同じように他者も考えられる日でありますように。
御蔭様で、ありがとうございました。