大変無責任かもしれませんが、私は資産財産もありませので、
この世界的金融不安を冷静に見ていますが、
先日アメリカで行われた、世界主要20カ国の大統領や首相クラスの方々が、
この危機をどのように乗り切るかの話し合いが行われましたが、
良識ある専門家の方は、
この危機はもう救うことが出来ないほどに膨れ上がった負債により、
どのような方法を講じても、限りなく崩壊に向かっているといわれています。

では身近に、何が具体的にどのように、
私達たちの身近に大変なことになるのかですが、
まずは、これが現実になった場合、
日本の国や大手企業が、このアメリカ国債やアメリカ大企業の社債を大量に購入しています。
よって、このアメリカの破綻が発生すれば、当然連鎖倒産や崩壊するのです。

つまり、私達が安心と思って預けたり購入しているお金や財産が、紙くずになってしまうのです。
今考えれば不思議なことですが、
このようなことが事前に予想されていたので、ペイオフ制度が出来ました。
この法により、現金1千万円までは国が補償するとはなっていますが、
しかし、このような事態になると、取り付け騒ぎが発生しますので、
事前に即銀行封鎖が実施されて、直ぐには引き出せないでしょう。
また、一度に全額とは決して下ろせないでしょう。
ただ、この1千万円という額も危うく、アメリカの実績では1/3が精一杯のようです。

このように、大きな負債を抱えている大企業から崩壊しますので、
当然中小企業へと及びます。
今までのこのようなことは、
会社単位の企業業績の結果でその企業のみの倒産でしたが
今回は、国と国の間で国債や企業債を大量に購入していますので、国間の連鎖となるわけです。
人類がこれまで経験したことの無い、
未曾有の大恐慌と言われていますから、正に資本主義の崩壊のようです。

最終的には、今の紙幣が変わるとも言われています。
ということは、今のお金そのものが全く無価値になることです。
仮にタンス預金をしていても、それさえも通用しなくなるのです。
よって、必要な物も食糧も買えなくなり、
たちまち食料が途絶えるでしょう。
生きることさえ大変厳しい状況になる可能性が大いにあります。
もうここまでの覚悟が必要なようです。
ここまで今まで、お金さえあれば何でも自由に手に入る時代からは、
とても想像出来ないと思いますが、
しかし、確実に迫っているようです。

もう、いくら紙幣を刷ってこれを救済しても、
これは今度は、ハイパーインフレとなって、もっと悪い状況となります。
負債の増額とこれの将来への先送りとなるだけです。
この結果、超大なインフレとなり、考えられないような物価高となるでしょう。

このようなことを早めに知り、覚悟を決めて危機管理を行い、
これにより準備を始めた方が良いでしょう。
今私達に出来ることは、自給自足を出来ることから、
あるいは、そのような共同生活が出来る仲間作りを真剣に考えることが必要なようです。

今こそ、家族や親戚、そして、人と人との思いやりや助け合いの心を見直し、
自らもそのような存在であるかを問い直したいものです。
間違いなく、このような時代が来年くらいから始まるようです。

今日も一日、このような大きな時代の流れを感じれる日でありますように。
御蔭様で、ありがとうございました。