誕生日のお祝いをしてもらいました。
店先は、何処かのお家にでも来たかのようで
「ごめんください~」と入りたくなる雰囲気。
串焼きというと、パッと頭に浮かぶのは、カウンター越しに、モクモクと煙を炊いて
焼いているイメージすが、店内を見渡しても、どこにも見当たりません。
個室もありますが、断然カウンターがオススメ。
でも、数人での接待や、商談などでは、個室がいいかな。
今回、私たちは、カウンター席へ。
カウンターには、拘りのカリフォルニアワインがきちんと温度管理がされていて、
いろいろな面から期待が高まります。
「お誕生日おめでとう~」の掛け声で乾杯!「ありがとう~」⭐︎
私がいただいたのは、ポーラ・ヴィ。
かなりのレアワインで、現地でもワイナリーのテースティングルームでしか入手できなかったらしいです。
シャルドネを100%使用したカリフォルニアワイン。
ここで、気づいた方いますか?
なぜ、カウンターに座っているのに、前の人と乾杯出来るの?と思いませんでした?
そうなんです。一番端の席だけがカウンターが伸びていて、
グルっと向かい合わせに4名座れる構造になっているのです。
4名での来店の際は、この席!オススメですよ。
お料理は、コースのみ。
GW中だったので、通常の5月のメニューから変更のものもありました。
最初にやって来たのは、「前菜」お弁当スタイルのこちら。二段になっています。
ハツの赤ワイン煮、もも肉と胸肉のタタキ、新生姜のガリ、
比内地鶏のコンフィや梅肉醤油和えなどなど
見た目にも楽しく、蓋を開けた瞬間からワクワクしました。
「白レバーのパテ」は自家製のブリオッシュに乗せて頂きます。
「贅沢鶏コンソメスープ」はとっても濃厚!
ここで、白ワインを注文。
グラスもこだわっていて、リーデルのオー。
「ぼんじり、せせり、ささみ」高知県産の柚子胡椒をつけて。
「お口直し」は、大根の鬼おろしと刻みたタクアンでした。
ここで、赤ワインを。
富山県白エビの入った「季節の茶碗蒸し」
味噌漬けしたもも肉を、タスマニア産の粒マスタードをつけていただく
「水郷赤鶏の西京焼き」。
「季節の焼き野菜」はスナップエンドウ、ヤングコーン。
「箸休め」には、プロシュートと季節のサラダを。
クレソンとマンゴーのピュレ・鶉の卵黄味噌漬けをつけて頂くのは
「自家製つくねとフランス産フォアグラ」。素材も素晴らしいですが、見た目も上品。
今月の串焼き2種「手羽先とねぎま」タレで。
佐渡島産コシヒカリの「土鍋釜炊きご飯」に岩手南部鶏卵のトリュフ卵をかけて。
御新香、お味噌汁付きです。
このお料理のフルコース、これだけ食べて、4800円!びっくりのコスパです。
そして、なんと!「お誕生日おめでとう~」の掛け声を聞いていた店主から
サプライズのデザートが!
なんという《おもてなし》なんでしょう。感動しました。
お料理に合わせたワインの提供も素晴らしく、ワインの好みを伝えると、
ピタと合ったワインを出してくれるという、なんとも素敵なお店です。
毎月、コース料理が変わるとのことなので、ぜひ、その頃訪問したいです。
瀧口 (タキグチ)
東京都港区高輪2-16-35 1F
03-6684-3840
http://tabelog.com/rvwr/restaurantguide/rvwdtl/7616941/