◎前回の復習
試験勉強には復習が大事、ということで前回の復習から始めたいと思います。
試験勉強には復習が大事、ということで前回の復習から始めたいと思います。
前回は、忙しいはずの社会人が資格試験に合格するためには、スキマ時間を活用することが必要だというお話をしました。
スキマ時間の代表的な例として、
①お昼休憩
②トイレの中
③通勤電車の中
④家~駅間の歩行中
⑤車の運転中
の5つをあげました。
でも、スキマ時間は、見つけただけではダメなのでした。
なぜ、みつけただけではだめなのでしょうか?
スキマ時間を有効活用するには、そのスキマ時間に勉強するための準備をしておかなければならないからです。
①お昼休憩は言わずもがななので、②トイレからお話していきます。
◎トイレタイムの活用法
トイレタイムの有効活用がいかに絶大な効果を発揮するか、認識している人は意外に少ないと思います。
あなどるなかれ。
あなたは、1日何回トイレに入りますか?
1回あたり何分くらい入りますか?
お家で1日2回、3分づつトイレに入る人の場合、1日6分くらいをトイレで過ごします。
1ヶ月では、6分×30日=180分。つまり3時間です。
半年だと、18時間もトイレに入っているんですね。
この時間を活用しない手はありません。
でも、「さあ、トイレタイムを使って勉強するぞ」と意気込んだだけではだめなんです。
まず、考えてみましょう。
トイレを有効活用する上で考えなければならないのは、やはり時間です。
一人暮らしの人は別として、トイレは家族みんなで使います。
ひとりで長時間占有すると、みんなに迷惑がかかってしまいます。
なので、トイレでできる勉強というのは、おのずと限られてくるのです。
そこで、おすすめしたいのが、トイレを問題集を解く時間にあてるという活用法です。
トイレでテキストを読むと、いつのまにか30分くらい時間がたってしまいます。
これだと、家族に迷惑がかかるし、お腹が冷えて健康にも悪いです。
問題集を解くのであれば、1問づつ区切りがつきます。
「トイレに入ったら1問解く」と決めておくのです。
試験の種類によっては「2問解く」や、「1ページ解く」でもいいです。
1問解いて解説を読むだけなら、3分~5分くらいで終わるでしょう。
これなら、家族の苦情もでないし、お腹も冷えませんね。
◎トイレの学習環境をととのえる
トイレで勉強するためには、そこに勉強するネタがなければいけません。
勉強するネタがねければ、貴重なスキマ時間をムダにしてしまいます。
ネタ=問題集です。
まず、トイレに小さめの本棚を設置することです。(コレ、重要です!)
狭くて本棚を設置できない場合は、突っ張りタイプの棚を天井近くに取り付けます。
そこに問題集を常備しておきます。
トイレで勉強することをシステム化してしまうわけです。
これで、いつ手ぶらでトイレに入っても、かならず問題集を解くことができますね。
ちなみに、僕の場合をご紹介します。
わが家のトイレには幅15cm、高さ70cmほどの本棚を設置しています。
家族全員で共有しているので、僕が置けるのは3冊程度です。
これは家族内の力関係によるもので、できればもっとたくさん置きたいのですが…
僕の場合、複数の資格を平行して勉強することが多いです。
今は、甲種危険物取扱者、電験3種(電力科目)、社会保険労務士の問題集を常備しています。(同時並行学習ついてはまた改めて書きます。)
普通はひとつの資格に専念することがほとんどです。
たとえば、司法書士を勉強しているなら、民法と不動産登記法のの問題集を置いておくといった感じです。
この方法を実践するだけで、1日2回トイレに入ったとすると、1ヶ月で60問解いてしまえるんです。
半年で360問! この差は大きいですね。
トイレタイムをフル活用して、資格試験合格を目指しましょう。
ちょっと長くなってしまいました。m(_ _)m
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
少しでも参考になればと思います。
次回は、③通勤電車の中 についてお話しします。
お楽しみに!