いよいよ、2021年度行政書士本試験の当日です。
あーじゃこーじゃ言ってもしょうがないので、簡単に注意事項や心構えを書いてみたいと思います。
① 本試験当日に準備万端になっている受験生は99.9%存在しない
あれもできていない…、これも覚えきれていない…あぁ、今年も全然理想通りの仕上がりにならなかったなぁ…
という気持ちになるのが通常です。とても健全なことです。
理想はあくまでも理想に過ぎず、実現することはほぼありません。
「まぁ、ここまで頑張って勉強してきたんだから、大丈夫でしょ。」というように気持ちをもっていくようにしましょう。
できなかったことよりも、できていることを意識してあげればいいのです。
② 決めていた行動通りに動く
朝ご飯は何を食べるのか。
午前中は何を勉強するのか。
何時ころに会場へ到着するのか。
到着した後、何をするのか。
この辺りを徹底的にシミュレーション通りに行うことです。
シミュレーション通りに動くことで、気持ちが落ち着きます。
③ 簡単な問題をとにかくやっつける
本試験問題は、例年でいくと120点前後が過去問や重要事項から出題されています。
まずは、勉強してきたことがそのまま問われている問題をバンバン解いていきましょう。
少しでも異変を感じたら(なんか解きにくいな…)と思ったら、とりあえず無視。
場合によっては、3~4問くらい連続で飛ばさざるを得なくなることもあります。
そんなものだと思っておきましょう。
④ 二択では自分の意見を述べない
二択を正解にもっていく最大のコツは、勉強してきた条文・判例(趣旨・要件・効果含む)に引き寄せて考えることです。
指針は、とにかく学習してきたものに「より近いもの」を選ぶこと。これに尽きます。
「でも、こっちも悪くないんだよな。自分の感覚からすると。」というような、解答の根拠が自分の意見や感想であるものは大体間違えています。試験問題は、「そうそう、一般人ならばそうやって考えてしまいがちですよね。しかし、試験問題は、法律を使う人の思考過程を聞いていますからね。」ということです。
以上です。
上記の4つは、個人的にも意識していることです。
本試験、頑張ってきてください。