それでは、続きをいきましょう。
模擬試験の復習をやりまくっても、ほぼ合否に影響はないという話。
それでは、模擬試験の復習は、何を、どの程度やればいいのでしょうか。
ここは、おおきく2つに分けておくと良いでしょう。
① 受験中に、「あぁ…ここどうだったけ?あれ?どっちも正解に見えてきた…」というように、相当悩んでしまった選択肢
② 採点中、「え?ここ何で間違えた?相当自信あったのに…」となってしまった問題
まず、①については、受験中にチェックをしておきましょう。
二択で迷った場合、基礎知識の暗記が不正確である、実は理解できていない条文・判例だった、勘違いをしているという可能性が高いです。そのため、受験中に気持ち悪さを感じた問題は、優先的に解説を読んで、確認をしておくことをお勧めします。受験中のことなので、模擬試験の受験を終えた直後にやるのがコツです。
次に、②について。
これは、受験後に気がつくくらいですから、問題文の読み間違いといったような形式面のミスである可能性が高いです。いわゆるケアレスミスというものです。
ケアレスミスは、甘く見ないで、本試験で絶対にミスをしないような「具体的な対策」を立てるようにしましょう。ケアレスミスに対して、「次から気を付けよう」と思っているうちは、絶対になくなりません。
いずれにしても、上記の2つについては、間違いノートのようなものを作成し、簡単にメモをしておくことをお勧めします。模擬試験でやらかしてしまったことを1つのノートにまとめておき、試験直前に見直してみる。
実は、模擬試験でやらかしてしまったことの一つ一つは本当にくだらないミスだったりします。
そういったミスを全面的に読んでおくと、「なんだ、こんな簡単なことをミスして点数を落としていたのか。だったら、別に難しいことをしなくても、点数は伸びるよな。」と思えたりするようになります。こうすることで、精神面を安定させることができるわけです。間違いノートは、直前の知識の見直しというよりも、精神面の安定のために読むというイメージですね。
模擬試験の復習を全問についてやるとか、新しく見た条文・判例をインプットすることには、本当に何の意味もありません。
これから、模試シーズンです。
正しく模擬試験を受け、正しく復習。
これが、合格の大きなポイントです。
次は…受け方の注意点…ですかね。その辺りは、また記事にしようと思います。
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