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実は、今年の本試験が始まる2週間前に、2021年度合格目標の講座がスタートしていました。
時期的に、それらの方を対象に記事を書けなかったのですが、これから徐々に増やしていきたいと思います。
10月から学習を開始されているということは、法律を初めて学習するか久々に学習をするという方がほとんどのはずです。
基本的には、講座のテキストを使っていくということで問題ないのですが、今から学習を開始されているという場合、2021年度本試験に向けては、早めのスタートを切られています。そのため、ちょっと+αをしていくような勉強をしておくのも一つお勧めです。
副読本としては、以下の書籍を1冊もっておくと、便利です。
法律用語はもちろん、読み方等の痒い所に手が届く1冊です。
通読しても構いませんし、辞書的に利用して頂いても構いません。
基礎法学の勉強にもなるので、今の時期から学習されているという方は、年内までに読んでみるとよいかもしれません。
また、行政書士試験の学習でつまづきがちなのが、民法です。
範囲がとても広く、どこを勉強しているかが掴みにくいからです。
そのため、ざっと全体像を把握するという意味で、以下の書籍を通読しておくと、講義の吸収率は格段に上がると思います。
次に、今年度受験された方です。もちろん、気力・体力があれば、すぐさま試験対策の学習を始められても構いません。しかし、そういう気持ちになれないという方も多いでしょう。そのため、試験勉強にもなるのだが、将来的にも役に立つような。そういう「有効な無駄」のような勉強をすることはとても有益です。
上記の書籍は、行政法で学習した一般的な理論を、個別法の中で深く掘り下げていってくれます。
抽象的な知識が、実際上の問題として捉えることができるようになるでしょう。
また、モチベーションをあげるという意味では、以下の書籍が名著です。
試験対策というわけではありませんが、合格後の姿がとても生き生きと書かれています。
試験勉強を続けていると、だんだんと何のためにやっているのかが分からなくなる。目的と手段が混同していく。そんなことはよくあることです。
こういった書籍を読むことは、初心に帰らせてくれます。
以上、ご参考までに。