全体的に作っていく | 思考と体系の館~行政書士・司法書士 合格応援ブログ~

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伊藤塾行政書士試験科で講師をしている平林勉のブログ。合格後資格を通してどのような生き方があるのかを日々模索中!
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本日で、基礎講座の民法が終了しました。

次は、演習ですね。それが終わったら行政法へ。この辺りが、行政書士試験対策の佳境です。

頑張ってやっていきましょう。

 

さてさて。講義内の雑談でもお話をしましたが、民法・行政法のキーワードは、「絞り込んで、全体的に学習をしていく」ことです。

 

いずれの科目も、学習範囲が相当程度広いです。したがって、いきなり細部まで学習をしていくのは得策ではありません。まずは、基盤となってくる内容を100%理解しましょう。基盤となってくる考え方をきっちりと身に付けましょう。

考え方が身についてくれば、変な暗記もしなくなり、また変な方向に考えることもなくなります。

すると、学習したことがない条文・判例についても、「あぁ、そういうことね。」と納得が出来てしまうことも多々あるわけです。

 

まずは、演習に向けて、一緒に取り組んだ過去問をやりこみましょう。

そして、契約各論や家族法といった暗記が重要な部分を1回詰め込んでみましょう。

 

絞り込んだ分野を完璧に。とにかく、やり込んで。

その中で、正しい考え方を身に付けてやりましょう。この丁寧な学習が、あとから驚くほど効いてくるはずです。

 

そういえば、スギ花粉がピークを迎えているとかいないとか。

去年くらいから、スギ花粉への反応が、8~9割ほど減少しています。目がちょっと痒いなーと思うことはありますが、鼻詰まりなどもなく。何でしょう。治ったのでしょうか(笑)

とはいえ、去年は油断していたらヒノキ花粉への反応が凄く、4月からなぜか苦しめられるという羽目に。

アレルギー反応が移行したのでしょうか。誰か、詳しい方教えてください。



とりあえず、触れよ。の図。

触らないと、前足でちょいちょいしてくるという技を覚えてきました。君は、花粉症とかないのかな?

 

そうそう。最近、「論証パターンを暗記しようとしてはいけない。」という言葉の意味がやっと分かってきました。

あれは、基本となる定義・趣旨・規範を覚えたことを前提として、「こういう問題は、どう考えますか。」と問われた際の「解答例」に過ぎないんですね。解答例を覚えても意味がなく。解答を出すために必要な定義・趣旨・規範を覚えて、そこから考えていくことが重要なんだと。

いやー、気づくのちょっと遅かったなと。すみません。これは独り言です。