同じものを何回もやっているせいで、新しい発見がどんどん少なくなってきて、刺激がなくなる。すると、なんとなくやる気がなくなってくる。
こういうことってありますよね。
頑張って同じ教材を何回もやったということですから、これ自体は、褒めるべきスランプだと思います。
ここで注意をしなければならないのは、スランプを脱出しようと「違う教材」に手を出してしまうことです。
実力者が不合格になってしまう原因としてかなり多いのが、新しい教材に手を出してしまったせいで、せっかく固めた知識が壊れてしまうというものです。
いくら飽きがきていても、絶対に違う教材に手を出してはいけません。同じ教材に真摯に向き合うのです。これが、本当に重要です。
もっとも、飽きてしまっていると、どうしてもやる気が出ない。こんなこともあると思います。
その時には、現在使用している教材で、なんとなくモヤモヤしている部分をピックアップしてみましょう。よく分からないけれど、覚えている部分であったり、何か他と矛盾しているような気持ち悪い感覚がある部分であったり。
そういう部分について、判例や書籍に当たってみるのは、非常に有用です。
要は、使用しているテキストからは絶対に離れず、分からないところだけを調べるという勉強にシフトしてみるのです。
すると、今までスキッとしなかった部分がクリアになり、とても気持ち良い体験が出来るはずです。
こういう勉強は、図書館が一番です。自ら書籍を買うと高いので…せっかく税金を払っているのですから、図書館でリクエストして買ってもらいましょう。
(今度、お勧め書籍集みたいなのをアップしてみようと思います。お金に余裕があるという方は、買っておいて損のない逸品を紹介しようかと。)
見事な三連写でした。
体調を崩すには十分な条件が揃いまくっているようなので、どうかご自愛くださいね。


