民法の過去問に関する注意点 | 思考と体系の館~行政書士・司法書士 合格応援ブログ~

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先週の土曜日。午前中に、中上級講義。午後に会社法集中講義という割とハードな日。

なぜか時間が少し空いたので、13:40~13:55まで寝てみました。

といっても、座りながら目を閉じて、何も考えないようにしてみただけですが。

 

とてつもなく、体力と気力が回復しました。

いや、いわゆるシエスタは本当にいいんだなと。

今後、短い時間で、座りながら目を閉じて。瞑想の如く少し寝てみようかな。

 

勉強も根を詰めると、何も頭に入ってきません。

こんな時間を設けるのもありかもしれませんね。

 

それはさておき。

 

民法の過去問については、少し取り扱いに注意すべき点があります。

それは、以下のことです。

 

① 択一式問題全9問のうち、テーマ的に細かいものが毎年2問前後出題される

② 選択肢の中に、明らかに基本から外れた難解な知識を問うものがある

 

憲法・行政法と異なり、民法はとてつもなく範囲が広いため、過去問も縦横無尽に出題される。

そんなイメージです。

 

なので、講義を聴いたり、テキストをしっかりと読んだあとに問題を読んでも

 

何これ…見たことないけど…

 

ということがよく起きるのです。

 

実は、ここは基本知識から類推してみたり、制度趣旨から考えてみたりということが出来れば正解に導くことが可能なのですが、それはまだ難しいと思います。

 

そのため、まずは講義やテキストで勉強したことがそのまま活きるような問題。

これをしっかりと解けるようにしておけば十分です。

 

 

こういう勉強をするのには、まずは一問一答のようなものをこなすことです。

フルスケール(5肢択一式)をいきなりやっても、よく分からない選択肢が混ざっていることも多く、学習効率がよくありません。

 

まずは、一問一答集から勉強してきたことでダイレクトに分かる問題をサクサクと読んでおく。

そのうえで、テキストの内容を確認しなおす。

最後に、フルスケールの問題を読んでみる。このとき、知らない選択肢は、勉強してきた基本から少し考えてみる。

 

このくらいの勉強を心がけるようにしましょう。

 

民法を勉強するときに、焦りは禁物です。

コツコツと、出来る範囲のことを丁寧に潰していく。

これを淡々とこなしていると、段々と理解が深まっていきます。そこから、新たな知識をまた入れていく。

この繰り返しです。

 

成長している自分をなかなか実感できない科目ですが、本当に焦らないでください。

 

 

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