さて、いよいよ本日より会場受験が始まりました。
模擬試験の心構えは大丈夫そうでしょうか。
一応、確認です。
(終わってしまっている方…ごめんなさい。一応、終わった後でも大事なことなので、お話させてください。)
① 受験及び受験終了までは本試験と同じ気合で
② 終了した後は、点数を気にせず客観的に見つめること
です。
まず、模擬試験は本試験までの中間目標になる重要な場です。
その意味で、受験前から受験中にかけてはそれこそ無心で駆け抜ける必要があります。
これは必ず意識しておいてください。
そして、始まったからこそ重要なのが、その後。
模擬試験の結果です。
受験する前に、この気持ち作りをすることは非常に重要です。
受験後に余計な気持ちのブレがなくなるからです。
内容は受験後の話ですが、受験前に読むことが大事です。
2つに分けて書いてみます。
(分かりやすく、法令択一式40問の目標に限定します)
① ある程度目標達成が出来た方
上級レベルの講座を受講されている方の場合、25問前後でしょうか。
入門講座系を受講されている方の場合、20問前後というところでしょう。
このレベルを達成した方は、素晴らしいと思います。
ただ、それでもう終わりにしましょう。
取れなかった問題をしっかりと見つめなおし、確実に取るための手段を考えてください。目標を達成したからこそ、さらなる高みを目指すべきです。決して手を緩めず、最後まで走りきることです。それだけです。
今学習している方向性は絶対に合っています。
十分やっていることはわかります。しかし、一言。頑張ってください。
② 目標達成が出来なかった方
20問未満の場合、やはり厳しい結果だったなという印象の方が多いはずです。
まず、確認です。
試験の結果は、実力があっても大幅に点数が下降することはあります。
5肢択一式なので、3つまで分かっても、2択で迷う。これが何個も悪い方へ転がれば、平気で20問なんて下回ります。試験問題なんてそんなもんです。
実際に、この大きな振れ幅によって、合格していった方でも、13問だった・15問だったというのはよく聞く話です。
ゆえに、まず10回唱えましょう。
本試験と今回の模試の成績は無関係。
あとは、目標点数に達するために、何が足りなかったのかを正確に検証しましょう。
① 理解できていなかったのか
② 覚えていなかったのか
③ 着眼点がずれていて、論点を想起できなかったのか
④ 形式的なケアレスミスだったのか
この4つのいずれかに分類されるはずです。
淡々とこの4つに分類していってください。分類後は、それに応じた具体的な対策を立てましょう。それだけです。
これをやるための模試です。点数を取るための模試ではないことをもう一度10回唱えてください。
とにかく、淡々と。大丈夫ですから。