次のミッションです~その②~ | 思考と体系の館~行政書士・司法書士 合格応援ブログ~

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伊藤塾行政書士試験科で講師をしている平林勉のブログ。合格後資格を通してどのような生き方があるのかを日々模索中!
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今度は、中間模試後です。


中間模試を受験し終えた段階で、復習をします。


(そりゃそうだ)


この復習に1週間近くかけてもらっても大丈夫です。

(当然、復習しつつその論点の勉強をしっかりするのです)


復習の仕方ですが、これは以下の4つにカテゴライズしてほしいです。


① 理解不足(勉強していなかった部分)


② 記憶不足(勉強したところなのに、どっちか分からなかった)


③ 想起不足(解説を読んだら、しまった…と思った)


④ 形式上の不足(正誤を逆転した、時間配分に失敗した)


まずは、全60問を上記の4つに分類してください。

(正解だった問題はひとまず除外してもらって大丈夫です)


この分類をすること自体は、なるべく受験した当日に終わらせておきたい。

逆に言えば、当日の論点の復習等は一切不要です。せっかく解いた直後のイメージが残っているわけですから、しっかりと原因分析をしたいところです。


具体的な方法です。


① 理解不足


学習していなかった部分若しくは学習が薄い部分です。

まず、そのテーマ(論点)自体を拾うかどうか決めてください。


基準は次のとおり。


・ A、B+テーマ・論点だった → 有無を言わさず拾ってください

・ B・Cテーマ・論点だった → 出題が予想されるのなら拾ってください

・ それ以外だった → 捨ててください


拾うことにしたら、次のように復習しましょう。

まずは、模擬試験の問題と解説を読んで一通り理解します。

その上で、該当テーマのテキストを読み込んでください。過去問等があれば、そちらも合わせて演習です。


再び、中間模試の問題を解いてみてください。

景色が変わって見えた(問題が簡単に思えた)ならそれで復習完了です。


② 記憶不足


覚えてください。

しかも、どうやったら覚えていられるか。その具体的な方法を考えてください。

何回も読むとか何回も声に出してみるとか、そういうことではなくて。


ゴロ合わせとか、理由づけとかイメージとか。思い出す引き金になるものを必死に考えて、その思い出し方で思い出せるようにするということです。


③ 想起不足


惜しいやつですね。

これについては、どのキーワードに反射して、どの論点を、どの順序で思い出すのかを「明確に」決めてください。


次から気づけるというのは絶対にないので、次に絶対に気づけるように対策を立ててください。


④ 形式上のミス


具体的な対策を立ててください。



上記のようなことを含めて、1週間くらいかけていいと思います。


以上、9月のミッションでした。