学習を継続されてきた方だからこそ。
一生懸命勉強してきたからこそ。
やはりこのギリギリの状態が一番苦しいところですよね。
そんな時、やはり考えたいのは両方の可能性。
合格をしているなら実務に直結した知識を身につけておきたいし。
不合格なら受験に必要な知識を身につけておきたいし。
そんな間をいくような勉強をするのが一番だと思います。
というか。
本試験を終えて、なお受験勉強を継続する意欲なんて普通持てません。
人によっては、テキストを読んだだけで吐き気がするという場合もあるかもしれません。
そんな精神状態で受験勉強に身が入るわけもなく。
ということで、受験勉強にもなるが、実務的にも知っておきたい知識を
「教養として」
深める勉強が一番だと思うのです。
そんなわけで、次のような本を読み進められてはいかがでしょうか。
という話です。
(カウンセリングでも、結構相談されるところなので、アップしてみました)
- 実務 家族法講義 (実務法律講義)/民事法研究会
- ¥4,968
- Amazon.co.jp
やはり、家族法の知識はあるにこしたことはないです。
この本は、ケースがしっかりと書かれていて、かつかなり論理がしっかりと書かれています。
学者学者したような難しい口調ではないのでさらりと読めると思います。
それから、やっぱり会社法ですかね。
- 会社法 第16版 (法律学講座双書)/弘文堂
- ¥2,700
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こちらは王道の本です。
会社法をある程度勉強したことがあれば、読んでみるといいと思います。
結構難解(というか、薄いゆえに行間を自分で埋める)なので、右も左も分からないならちょっと無理です。
- 伊藤真の商法入門―講義再現版/日本評論社
- ¥1,836
- Amazon.co.jp
こちらから始めましょう。
これは多分平成26年会社法改正には対応していないと思うのですが(上のやつは対応しています)、まぁ、入門段階で気にするほどの改正はされていないと思いますので(あ、でも監査等委員会設置会社とか、社外取締役なんかの要件は大事か…)、しっかりと入門を学んでから改正法の勉強をするのも悪くありません。
というか来年の試験範囲に含まれるかも怪しいですし。
こんなところから始められるといいと思いますよ。
いずれにしても、家族法・会社法はあまり勉強してこなかったはずです。
この辺りの勉強をしながら、合格発表を静かに待つというのもまたおつなものです。
そんな自分は…
立ち止っているわけにもいかないので、引き続き無料公開講座を頑張ります。
今週は
11/29(土)10:00-12:00 in伊藤塾高田馬場校
中上級者のための学習ガイダンス
結構頑張ってレジュメ作りましたので、ぜひご参加ください。