心が苦しくなっている時に
自分がどんな状態になっているのか。
それが
ショック状態。
ショック状態とは
『自分が責められてる』とか
『自分が否定されてる』などと感じて
相手のアドバイスを聞けなかったり
過剰に反応してしまうことです。
で
ショック状態と言うのは
自分で気づけないことが多いんですよね。
僕もそうでしたけど
ナリ心理学の同期に指摘を受けて
初めて自分がショック状態だと認識しました。
自分がショック状態だと認識しないと
なぜ心が過剰に反応するのかがわからず
どうしていいかわからなかったり
間違った対処をしてしまうんです。
ショック状態の対処で大事な事は
落ち着くこと。
とにかく混乱しているので
落ち着くことに集中するのが1番です。
それなのに
ショック状態だとわかっていないと
混乱を抜け出したいが為に
とにかくバタバタ動き出すんです。
自分の気持ちをわかってもらおうと
相手に主張してみたり
目の前の問題を解決しようと
どうしたらいいかを考えたり
なんとかしようとはするんですが
結局、何ともならずに
自分の気持ちをどう処理していいかわからず
すねてふてくされてしまったりします。
ショック状態の時って
なんとかしようとしても
どうにもならないことが多いんです。
僕も奥さんのさてぃとケンカしたりして
ショック状態に陥った時は
なんとか仲を取り戻そうと
解決策を提案したり
お互いの気持ちを話し合ったりして
なんとかケンカを収めようするんですが
いやはや、これがうまくいかなくて
結局こじれてしまったり
僕がすねてしまったりするわけです。
最終的には
さてぃに僕の心のうちをぶちまけて
僕自身が落ち着いていって
やがて終わります。
これってようは
「クソノート」
なんですよね。
ナリ心理学の「クソノート」
っていうのは
感情を吐き出すことで
イライラでも
モヤモヤでも
罵詈雑言でも
気持ちをノートに書き出すことです。
ノートに『わーー』って書き出すと
感情が少しずつ落ち着いていくんですよね。
感情を吐き出して落ち着けると
話ができるようになるので
ようやく少しは建設的な話ができます。
ショック状態のときは
とにかく人の話が聞こえないし
聞こえても自分の中で変換してしまうんです。
『私はこう思うんだよね』
ってただ意見を言われてるだけなのに
『否定された！攻撃されてる！』
ってまったく別の意味でとらえてたりする。
なので落ち着かないと話ができないんです。
まるで会話になりませんから。
ビックリするぐらい会話になりません。
つまり
今はショック状態なんだ
ということを知っていれば
やることは
解決しようとすることより
まずは落ち着くことだな
ってわかるわけですよね。
だから認識することが大事なんです。
ショック状態だと認識したら
クソノートしてまずは落ち着く。
僕はそれをさてぃに対して
会話形式でやってたってことです。
ひどい時だと3時間とか4時間とか
『ケンカの原因がどうの』とか
『今後はこうした方がいい』とか
そんな意味もないことを延々と話します。
話し合う事は大事です。
でもそれは
ショック状態が落ち着いてからの話。
ショック状態のときには
『自分が否定されないため』とか
『自分の正当性を証明するため』とか
相手との関係を改善すると言うよりも
自分を認めさせるための話し合いになっていたりします。
それは全くもって意味がない。
何一つとしていいことないです。
僕としては
ショック状態で3時間も4時間も話し合いをして
『あ〜、たくさんの時間を無駄にしたなぁ』
って思うわけですよ。
そんな意味のない時間を過ごすんだったら
映画を観たり
お笑い観たり
カラオケ行ったり
漫画読んだり
おしゃれカフェでコーヒー飲んだり
好きなことすりゃよかった・・・
ホントそう思います。
本当に仲良くなろうとする話し合いなら
ショック状態を抜けてから。
ぜひ混乱したときは思い出してほしいです。
FIN
⛩タケスィ
ショック状態の記事はこちらもどうぞ。
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